チリ政府は10月1日から入国制限を緩和し、これまで不可だった外国人観光客の入国を、新型コロナワクチン接種済みの人に限り可能とします。
また、出入国はこれまで首都サンチアゴの空港に限られていましたが、イキケ、アントファガスタの両空港を再開し、出入国を認めます。
●チリに入国する非居住外国人は、以下が必要です。
・
mevacuno.gob.clからワクチン接種証明書のアップロードなどを行い、移動許可証(Pase de Movilidad)を取得する。
※取得には最大で1か月かかるため、取得後に旅行手配を開始することが推奨されます。
・搭乗の48時間前までに、
c19.clから渡航者宣誓供述書(Declaración Jurada de Viajeros)を提出。
・チリ行きの航空便(乗り継ぎがある場合は最後の便)の出発72時間前までに受検したPCR検査の陰性証明の提示。
・最低USD30,000を補償する医療保険への加入。
●入国後
・渡航者宣誓供述書にて宣言した場所(自宅またはホテル)で5日間の自主隔離を行う。
(移動許可証がない場合は7日間)
・隔離場所への移動は公共交通機関の利用は不可、タクシーや空港指定のハイヤーを利用。
・入国後14日間は、健康状態や滞在場所の自己報告が必要。
なお、チリ政府は以下のワクチンを承認しています。
Moderna, Pfizer/BioNTech, Janssen (Johnson&Johnson), Oxford/AstraZeneca, Sinopharm, Sinovac, CanSino y Generium (Sputnik-V).
チリではここ数週間、感染者数が減少しており、今回の緩和はそれを受けての決定です。
ウリアルテ観光次官は、観光業収入の約4割を占める外国人客の受け入れ再開で、観光セクターの回復に期待を示しました。
チリ保健省(スペイン語):Fronteras protegidas: Gobierno autoriza ingreso de extranjeros vacunados a partir del 1 de octubre