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ペルー環境省は、全国の自然保護区内でのプラスチック製品の使用を禁止すると発表しました。対象となるのは、マチュピチュやマヌー、パラカスなどの自然保護エリアや観光名所など、以下のスポットです。

a)自然保護区エリア
b)文化財エリア
c)世界遺産エリア
d)公共の博物館・美術館

これらの地域において、昨年の12月18日から、使い捨てプラスチック袋、プラスチック製ストロー、飲食物用発泡スチロール容器の持ち込みならびに使用が禁止されています。2021年の全面禁止に向けて2018年6月にペルー国会で承認された環境保護法案に基づくものです。

この措置は、ペルーの保護区や観光名所など、観光客の多い地域を中心に、プラスチックごみが環境に与えているダメージを訪問者に自覚させる狙いがあり、対象地域にはインカの魅力的な要塞であるマチュピチュも含まれています。これは、生態系と生物多様性の保護にも貢献します。

この措置とともに、ペルー政府観光局は、旅行者に以下のような呼びかけを行っています。

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＜プラスチック製品の使用削減に役立つアドバイス＞
■使い捨てボトルの代わりに水筒を使いましょう。
■上質なリュックを携帯しましょう。ビニール袋より快適な上、よりたくさんの物が入ります。
■リュックを使わない方は、ハンドバッグや布製のかばんを使用しましょう。
■食べ物の携帯には再利用可能な容器を用いましょう。

プラスチック製品の使用削減はごく簡単であり、非常にポジティブな影響を環境にもたらします。ペルーの素晴らしい文化遺産を良好な状態で保存し、世界史の真の証明を未来の世代に残せるかどうかは、私たち一人一人にかかっているのです。
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