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アメリカ・カリフォルニア州で発生中の山火事は、延焼地域を拡大して、道路閉鎖や停電など、多くの被害が出ています。この件について、日本の外務省は注意喚起を呼びかけています。以下にご紹介します。

１　７月２８日（現地時間）現在，カリフォルニア州北部シャスタ郡において発生中の山火事は，延焼地域を拡大しており，５００棟以上の建物が全焼し，３万５千人以上が避難しています。この火災で現場周辺地域の道路閉鎖や停電など生活インフラにも多くの影響が出ています。

２　米国のトランプ大統領は２８日，上記事態を踏まえて，カリフォルニア州に対して非常事態を宣言し，山火事の被害を受けた郡が連邦からの支援を受けられることを可能にしました。

３　２８日現在，カリフォルニア州北部地域で約15カ所の地域において山火事が発生しています。同州北部地域では，シャスタ郡の他，メンドシノ郡やマリポサ郡においても山火事の影響が拡大しており、観光地で有名なヨセミテ公園についても，火災の影響で現在閉鎖されております。

４　現場周辺では懸命な消火活動が継続され，深刻な状況が続いており，また，鎮火後も火災の影響により長期間の復旧作業が行われるとみられますので，十分な注意が必要です。

５　つきましては、カリフォルニア州北部地域に滞在中の方及び渡航・滞在を予定している方は,上記状況にご留意の上，関係機関や現地報道等から現地の最新情報を入手し，状況に応じて旅行計画を変更・延期することも含め，自身の安全確保に努めてください。