11月2日、メキシコシティーでは「死者の日」を祝うパレードが行われます。
「死者の日」とは、亡くなった方の魂がこの時期、現世に戻ってくると言われている、日本のお盆のような行事です。
死者の魂を迎えるために祭壇を作り、供え物や花、故人の写真、ガイコツをモチーフとしたオブジェなどで、カラフルな飾りつけをするのが習慣です。
「死者の日」はメキシコ全国で祝われますが、首都メキシコシティでも、たくさんのイベントが行われます。
なかでも、11月2日14時から行われるパレードは、約3,000人が参加し、9台の伝統的なフロートが4時間以上をかけて街を練り歩き、創意を凝らした仮装や、歌や踊りなども披露されます。
パレードのルートは、チャプルテペックの森/パセオ・デ・ラ・レフォルマ大通り/イダルゴ大通り/ソカロ(憲法広場)です。
ゴールのソカロでは花火、ドローンのショー、コンサートなども行われ、地元メディアによれば、昨年(2022)の100万人を超える人出が見込まれています。
メキシコシティでは、このほかにも10月後半から11月にかけ、花祭り、キャンドルナイト、祭壇の展示、伝統料理の紹介など、さまざまな関連イベントが行われます。
この時期にメキシコへお越しの方は、ぜひとも「死者の日」をお楽しみください。
詳しくはこちらをご覧ください。
Day of the Dead 2023 Events Guide | Mexico City
メキシコシティ市政府のX(Twitter)のパレード情報
画像:
Adrián Martínez | Flickr