キリスト教の重要な祭りである復活祭は、イースター・エッグやイースター・バニーなどをきっかけに、徐々に日本でも知られるようになってきました。オーストラリアのシドニーで1823年から開催されているイースターショーは、現在ではオーストラリアで最大の年中行事で、毎年800,000人の人々が訪れます。主催はthe Royal Agricultural Society of NSW (RAS=ニューサウスウェールズ州王立農業協会)、オーストラリアの農業開発と農村を支援することを目的に結成された非営利団体です。ショーの収益は、RASを通してニューサウスウェールズ州の農業的プログラム、コンペ、教育、青少年、地方活動に運用されます。
シドニー・ロイヤル・イースターショーは、のんびりとした時代の伝統から現在のライフスタイルに至るまでのオーストラリアの文化を体験できます。子犬や山羊、豚のコンテスト、木こり選手権、ハチミツコンテストなど、さまざまなメニュが用意されています。毎年イースターの時期に、地方と都心部の人々がシドニー・ショーグラウンドにあるシドニー・オリンピック・パークに集まり、14日間に渡って農業コンペ、動物体験、ライブエンターテイメント、カーニバル、ショップなどを楽しみます。
会期:2019年4月12日(金曜日)~23日(火曜日)