夜空をランタンが埋め尽くすチェンマイのロイクラトン

トラベルニュース

2019年7月18日[Thu] 海外 ,アジア ,タイ

タイでは、毎年陰暦12月(新暦10月～11月頃)の満月の夜、川の女神へ感謝の気持ちを捧げるため、ロウソク、線香、花などで美しく飾られたたくさんのクラトン（灯籠）を川に流す「ロイクラトン」と呼ばれるお祭りが全国各地で行われます。

チェンマイのロイクラトン祭りは「イーペン」と呼ばれ、ピン川を流れるクラトン(灯籠)が水上に浮かんだ天の川のように幻想的で美しいお祭りとして有名です。また、灯籠を川に流す代わりに「コムローイ」と呼ばれるランタンを夜空に放つ行事も行われます。一斉に放たれたランタンが夜空に浮かぶ光景は幻想的で美しく、近年は多くの外国人旅行者が参加するようになました。

そのほかにも、お祭りでは美しい山車(フロート)のパレードが町を行進し、市内のターペー門を中心に、象やさまざまな形をしたランタンが門前の広場やお堀をはじめ、街じゅうを華やかに彩ります。