台湾のお盆の最後の行事「頭城搶孤」

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台湾のお盆の最後の行事「頭城搶孤」

2019年7月8日[Mon] アジア ,台湾

台湾の盂蘭盆（中元節）は、先祖の霊を供養するお祭りが各地で開催されます。旧暦7月末は、お盆の間開いていた冥界に続く門が閉じるといわれており、お盆の最後の行事として供養で使われた供え物を奪い合う行事「搶孤（チャングー）」が行われます。宜蘭県の頭城で行われる「搶孤（旗取り）祭」は、搶孤行事の中でも台湾最大の規模を誇り、宜蘭における旧暦7月の代表的な行事です。

会場の中央には十本の｢孤柱｣と呼ばれる柱が立っています。柱には油が塗られ、つるつるしています。その柱を元気な若者が命綱をつけてのぼり、そのスピードを競います。柱の上、高さ11メートルの場所にには棚が設けられ、いろいろな飾りものや食べ物が祭られています。その頂点には順風旗が取り付けられています。チーム戦でその順風旗を獲るための戦いは深夜まで続きます。

開催日：2019年8月26日～29日

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