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経済発展著しく、旅行者も多く訪れるようになったミャンマー。中でもバガンは、カンボジアのアンコールワット、インドネシアのボロブドゥールとともに、世界三大仏教遺跡のひとつに数えられ、大小さまざまな仏教遺跡が林立しています。

かつて1997年に世界遺産に推薦された際は、修復作業の建材や周囲の開発が理由で登録が見送られました。政権が民主化され、日本を含む海外からの整備支援で状況が改善されたのを受け、2018年にICOMOS（国際記念物遺跡会議）による現地調査が行われました。そして2019年7月に、「バガンの考古地域と記念建造物群」としてミャンマー2件目の世界遺産に登録されました。これを機会に、敬虔な仏教徒のミャンマーの人たちのホスピタリティに触れ、多くの仏塔や寺院が建つバガンを訪れてみてはいかがでしょうか。