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カトリック教徒の多いベルギーでは、11月末から1月初旬にかけて各地でクリスマスマーケットが催されます。プレゼント用の雑貨を買ったり、クリスマスツリーや華やかなイルミネーションを楽しんだり、ベルギーならではの食べ歩きも人気です。ここではブリュッセルとブルージュのクリスマスマーケットをご紹介します。

■ブリュッセルの音と光のショーとクリスマスマーケット
2019年11月29日～2020年1月5日

町の中心、グランプラス広場から、証券取引所、聖カトリーヌ広場まで、約270のテント小屋が並びます。聖カトリーヌ広場には、観覧車やメリーゴーランドが輝いています。モネ劇場前にスケートリンクが作られ、地元の人たちがアイススケートを楽しむ姿が観られます。世界遺産のグランプラスには、巨大なクリスマスツリーが飾られます。市庁舎をはじめ、中世の建物に投影される光と音のショーが、夕方から約30分おきに23時頃まで行われます。ブリュッセルでは、クリスマスマーケットだけでなく、様々なプロジェクションやインスタレーションが観られ、きらびやかな冬を感じます。

■ブルージュのクリスマスマーケット
2019年11月22日〜2020年1月1日

マルクト広場（Markt）とシモン・ステフィン広場（Simon Stevinplein）にクリスマスマーケットの小屋が並びます。冷えたジン、温かいグリューワインとソーセージなど様々な食べ物、飲み物、そしてクリスマス用品の店が並びます。ブルージュには、1年中いつでもクリスマスグッズが買えるクリスマス専門ショップ「白いペリカン」があります。合わせて、立ち寄ってみてはいかがでしょうか。マーケットは午前10時半～午後10時半まで（金、土は午後11時半まで、販売は30分前まで）。今年のスケートリンクは、マルクト広場ではなく、白鳥で有名な「愛の湖」にできる予定です。

Photo： (c) Visit Brussels – Eric Danhier