水掛け祭りとしても知られるタイの旧正月のお祭り「ソンクラーン」

トラベルニュース

2020年2月17日[Mon] アジア ,タイ

タイにおける旧正月は、中国の春節やベトナムのテトといった旧暦の正月とは異なり、お釈迦様の誕生日を1月1日とする仏暦の新年です。タイのほか、スリランカやカンボジアなどがこの暦法を採用しています。タイは4月13日から15日がソンクラーン（旧正月）に定められています。もともとは新年のお祝いであり、仏像のお清めを行う期間、一年で最も気温の上がる季節の暑さしのぎとしても親しまれていました。近年はそれが転じて、街行く人同士が水をかけあうイベントとて定着し、地元の人だけでなく、観光客も巻き込んだ賑やかな行事となりました。僧侶以外の人は、誰もがターゲットとなる無礼講状態なので、この時期タイを訪れる人は、水をかけられることを覚悟して外出する必要があります。バンコクだけでなく、アユタヤ、チェンマイ、プーケットなど、タイ各地で水鉄砲による水掛け合戦が行われます。