今年、ベルギーを訪れる予定の方は、アントワープに注目してください。アントワープはバロック絵画の巨匠ピーテル・パウル・ルーベンスの話題でもちきりです。
ルーベンスが活躍したベルギー北部のアントワープは、欧州を代表する港やダイヤモンド産業で知られる町で、16世紀後半から17世紀にかけて、ヨーロッパの中心として繁栄を極めました。アントワープには、ルーベンスの芸術に触れることのできる場所が7か所もあります。
そして、ルーベンスのバロック芸術と現代アーティストを巻き込んでイベントが開催され、2019年のルーベンス体験センターのオープンまで続きます。
日本でも今年の10月16日から東京の国立西洋美術館でルーベンス展が開催されます。
また、ルーベンスといえば、1975年に放映されたアニメ「フランダースの犬」の最終回を思い出す方も多いのではないでしょうか。主人公ネロと愛犬パトラッシュがアントワープの聖母大聖堂でルーベンスの絵を見ながら天に召されたシーンは、涙なしでは語れません。
あまりに多くの日本人がアントワープ大聖堂を訪ねてフランダースの犬について言及するので、日本人のために、彼らが安らかに眠る像が大聖堂の前につくられました。
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これを機会に、ルーベンスの絵、パトラッシュとネロの像を見にベルギーのアントワープを訪れてみてはいかがでしょうか。