カンボジアには、世界的に有名なクメール王朝の遺跡があり、アンコールワットやアンコールトムを中心に、アンコール遺跡として1992年に世界遺産に登録されています。さらに、もうひとつ世界遺産に登録されているクメール遺跡があります。それは2008年に世界遺産に登録されたプレアビヒア寺院です。
今年の3月、カンボジア政府は、プレアビヒア寺院の世界遺産登録10周年を記念して、記念式典を催しました。地元の人たちやユネスコ関係者など5000人あまりが招待され、副首相が挨拶し、盛大な式典となりました。
また、同時にこのプレアビア寺院の建つ山の麓に博物館が建設され、併設されているギャラリーでは、写真家の奥村浩司氏の写真展が開催されました。この写真展示は今後1年ほどは継続されるので、これからプレアビヒアを訪れる人は見ることができます。