新型コロナウィルスは収束の気配を見せ、ヨーロッパ域内の移動が可能になりましたが、今すぐに日本からヨーロッパ、ハワイ、アメリカ、アジアなどに旅行に出かけることはまだ困難な状況です。もう少し経てば旅行に行けるようになりますから、それまでは、各国の観光局や政府機関が提供するバーチャル旅行の素材を自宅で楽しんで、実際の旅行に備えましょう。ここでは、茹でたチキンとその茹で汁で炊いたご飯を一緒に食べる人気料理「カオマンガイ」のレシピ動画をご紹介します。
タイ国政府観光庁大阪事務所の所長がいつもお家で食べる家庭の味、本場のカオマンガイレシピをご紹介します! チキンの旨味が染みたご飯と柔らかい茹で鶏に味噌ベースの特製ソースが絡み合う美味しさで日本人にも大人気のタイ料理「カオマンガイ」。動画では所長と妻のジューさんが、日本で調達できる材料を使って実際に作りながらレシピを紹介しています。タイではお店や各家庭によってご飯やソースの味が異なりますが、調整しながら自分好みの味を見つけて下さい。
レシピ動画はこちら
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【材料】
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▶ 鶏もも肉 3枚
▶ 米 3合
▶ しょうが 1個
▶ にんにく(小さめ) 10粒
▶ 生唐辛子(大きめ) 2本
▶ タオチアオ(日本の味噌でも代用可)大さじ3
▶ ライム果汁 大さじ2
▶ 塩 大さじ1
▶ 砂糖 大さじ1
▶ シーユー(日本の醤油でも代用可) 大さじ1/2
▶ シーユー・ワーン 大さじ1
▶ きゅうり 1~2本(お好みの量)
▶ パクチー 飾り用(あれば)
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【作り方】
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① しょうが2かけ分程をスライスし、にんにく5粒を軽くつぶす。
② 鍋に水(鶏もも肉3枚を入れたときにしっかりとかぶるくらいの量)を入れて沸騰させ、塩と①と鶏肉を入れて強火で茹でる。
③ 鶏を茹でている間に、お米を洗ってザルなどでしっかりと水を切っておく。
④ ②の茹で始めから5~10分経ったところで、お湯の表面に浮かんでくる鶏のオイルを少しずつすくって器に移し、大さじ8~10程になればお米を炒める用に取り置く。鶏肉は②の茹で始めから合計で約20~25分茹でます。茹で時間は鶏肉のサイズや量に合わせて調節します。)
鶏に火が通ったら鍋から皿に取り出し、盛り付けの直前までそのまま置いておく。鍋の蓋は閉めておく。(茹で汁はこの後使います。)
⑤ フライパンを十分に熱し、④で取った鶏のオイルを流し入れ、スライスしたしょうが2かけ分程とみじん切りのにんにく3粒分を加えて中火で炒める。
⑥ 香りが立ち始めたら、③のお米を加えてオイルが馴染むように3~5分程炒め、炊飯器に移して分量の鶏の茹で汁で炊く。
⑦ 生唐辛子としょうが1~2かけ分程、にんにく2粒を細かく刻み、少量の水で溶かした味噌、シーユー(醤油)、ライムジュース、砂糖、シーユー・ワーンを加えてよく混ぜ、ナムチム(ソース)を作る。分量はお好みで調節して下さい。
⑧ お米が炊ければお茶碗などで型を取ってお皿に盛り、スライスした茹で鶏ときゅうり、あればパクチーを飾って小さな器に入れたソースを添えれば完成です。スプーンとフォークのタイスタイルでいただきます!
鶏の茹で汁をベースに作ったスープを添えれば完璧なタイスタイルのカオマンガイに。タイのお米で作るとより本格的です!