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アメリカのカリフォルニアはワインの生産が盛んで、ナパバレーがよく知られています。ナパと山を挟んで広がるソノマ・カウンティも、1850年頃からワイン生産が行われ、ナパに引けを取らない高品質のワインの産地です。家族経営のワイナリーから国際的に有名なワインハウスまで、その数は400軒を超えます。サンフランシスコから車で45分という立地も人気の理由のひとつ。

昨年10月にカリフォルニア北部を襲った山火事により、ソノマ・カウンティは甚大な被害を受けました。その復興の様子の報告がソノマ・カウンティから届いたのでお伝えします。

山火事の影響を受けたのは、およそ1割。427か所のワイナリーは通常営業しています。宿泊施設は3か所焼失しましたが、422か所が営業を続けています。年内に新規オープンや拡張の予定もあります。

2017年のブドウの収穫は火災発生時に9割がた終了しており、収穫されたブドウはタンクで保管されていました。ワイン生産者は従来通り高品質のワインのみを市場に提供すべく奮闘中です。

日本でもよく言われることですが、旅行者が訪問することが、観光地への復興支援に直結します。家族経営のアットホームな雰囲気のワイナリーで休日を過ごしみてはいかがですか。