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パリ郊外にあるベルサイユ宮殿の敷地内に、初となるホテルがオープンしました。
オープンしたホテル「ル・グラン・コントロール」は、1861年に建てられた歴史的な建物3棟からなり、スイートルームを含む14室の客室には、いずれも宮殿に関係が深い人物の名がつけられています。
内装や家具にもこだわった優雅な部屋からは、「オランジュリー」と呼ばれる庭園や、スイス人衛兵らが掘削した鑑賞池「スイス人の池」などの景観も楽しめます。

有名シェフのアラン・デュカス氏が手掛けるレストランでは、伝統的なフランス料理をはじめ、ルイ14世から着想を得たメニューや、アフタヌーンティーなどが提供されます。
宿泊客だけの特典として、オランジュリーやスイス人の池へ通常の営業時間外にアクセスできるほか、一般見学者がいない静かな時間に、トリアノン宮殿や鏡の間などをプライベートツアーで訪問できるなど、宮殿の住人気分でゆったりと滞在を楽しめます。