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EUは夏の観光シーズンを前に、域内の渡航制限の緩和を決定しました。
渡航の14日前までに新型コロナウイルスワクチン接種を完了した人は、検査や隔離措置が免除され、EU内を自由に移動が可能になります。

移動を円滑にするため、域内共通のデジタル証明書も発行されます。
これはワクチン接種歴や陰性の検査結果、感染からの回復歴を、アプリや紙のフォーマットで証明できるもので、取得費用は無料です。
証明書は先行して6月からデンマーク、ドイツ、ギリシャなど7ヶ国で試験導入が始まっており、EU全体では7/1から本格導入の予定です。

なお、日本からEU各国への渡航は、各国が個別に定める入国条件が適用されます。