韓国は2021年9月から、韓国電子渡航認証システム(K-ETA)を正式に開始します。
米国のESTAなどと似た仕組みで、9月以降、ビザが免除される旅行者が韓国を訪問する際には、事前にオンラインでK-ETAの取得が必要となります。
K-ETAの取得に必要なものは(1)有効なパスポート(2)手数料支払いのためのクレジットカードまたはデビットカード(3)旅行許可を受け取る電子メールアドレスです。
申請は、韓国行きの航空便または船舶の搭乗24時間前までに、
k-eta.go.krから行い、承認されると旅行許可が電子メールで届きます。
K-ETAの手数料は10,000ウォン、有効期限は2年間で、その間は何度でも使用可能です。
K-ETAを所持している方は紙の入国カードの提出は不要で、入国審査が迅速化されます。
ちなみに、韓国の空港内での乗り継ぎのみの場合はK-ETAは不要です。
現在は新型コロナによる入国規制で、日本国籍者へのビザ免除は一時停止されていますが、今後、観光目的でビザなしの韓国渡航が再び可能になったときには、K-ETAの情報にもご注意ください。