ニュージーランド政府は、新型コロナ対策の入国制限を、2022年第1四半期から段階的に緩和し、国境を開放する計画を発表しました。
政府は2020年3月以降、外国人の入国を原則禁止しており、帰国する自国民や永住者に対しては、政府管理施設での厳格な14日間の検疫隔離(MIQ)を義務付けています。
今後はワクチン接種済みの渡航者については、現在のMIQに代わり、自宅などでの自己隔離を認めていく方針で、2021年10月以降、一部の帰国者に対して試験的に実施する計画です。
また、各国の感染リスクを低、中、高の3段階で評価し、出発国とワクチン接種の有無に応じて検疫措置の内容を決定します。
・低リスク国からのワクチン接種済み渡航者: 隔離を免除
・中リスク国からの接種済み渡航者: 現在のMIQの期間短縮と、自己隔離との組み合わせを検討
・高リスク国からの渡航者、およびワクチン未接種の渡航者: これまで通り14日間のMIQを義務付け
今後は国境開放に向けた準備や、ワクチン接種のさらなる加速を進めるとしています。
ニュージーランド政府 コロナ対策サイト