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アルゼンチン政府は、新型コロナ対策の行動制限の緩和を発表しました。
ワクチン接種が進展し、新規感染者数と死者、重症患者数の減少傾向が続いていることを受けたものです。
集中治療室の病床使用率を基に、高リスク地域を評価する「警戒地域」の指定も、3週間前に全て解除されており、状況が改善しています。

8月7日から10月1日まで有効の新しい行動制限では、閉鎖空間での活動の収容人数が、一部例外を除き、定員の70%まで緩和されました。

また、都市内、都市間の公共交通機関の利用は、これまでエッセンシャルワーカーと教師・学生のみに認められていましたが、この度、一般にも解禁されました。
バス、鉄道、地下鉄などは基本的には座席定員数までの乗車とし、混雑時には一定人数の立席も認められます。

引き続き、2mの社会的距離の確保、公共空間でのマスク着用、手指消毒、適切な換気、咳エチケットの順守が求められます。
また以下の活動は、引き続き、全国的に禁止されます。

1)　グループ旅行
2)　個人宅での10人以上の集会（屋外の場合は20人まで）
3)　ディスコやパーティーまたは類似の活動
4)　屋外公共空間での100人以上の集会
5)　1000人以上の大規模イベント

入国も引き続き、制限され、観光目的の外国人の入国はできません。
アルゼンチン人および居住者は、一定の人数の枠内で入国が可能ですが、今後はこの枠を拡大します。