日本政府は、海外からの帰国者・入国者に求めている自宅などでの待機期間を、段階的に短縮する方向です。
日経新聞Webサイトの報道によれば、政府は、新型コロナワクチンの接種を済ませた日本人などを対象に、14日間の待機期間を10日間に短縮する案を与党に示し、早ければ9月中の運用開始を目指すとのことです。
対象となるワクチンは、日本政府が承認しているファイザーやモデルナ、アストラゼネカ製です。
また、現在は変異株流行国からの帰国者・入国者に課している、検疫所指定の施設での待機(最大10日間)についても、一部で免除を検討していくとのことです。
ワクチン接種の進展を受けて水際対策の緩和を求める声も多い中、国は変異株の動向も見ながら、慎重に進めていく構えのようです。
今回の動きを第一歩として、緩和が進んでいくことを期待したいと思います。