フランク・ロイド・ライトという建築家をご存じですか? ウィスコンシン州で生まれたライトは、延々と広がるアメリカ中西部の平原(プレーリー)地帯のランドスケープからヒントを得て、プレーリースタイルという独自の住宅デザインを生み出しました。20世紀の最も重要な建築家のひとりといわれています。
日本にも彼の設計した建物は残っていて、明治村に移設された旧帝国ホテル中央玄関や、重要文化財に指定されている自由学園明日館などが有名です。
アメリカのイリノイ州には、このフランク・ロイド・ライトの建築が数多く残っており、イリノイ観光局は13のライトの建築を巡る「フランク・ロイド・ライト・トレイル」という周遊ルートプランを発表しました。
このトレイルはライトが1898年から1909年までの20年間を過ごしたと言われるフランク・ロイド・ライト邸とスタジオをはじめとするイリノイ州内にある13のライト建築をガイドマップを見ながら自分で観光できます。