タイ政府は、バンコク等の主要観光地で10月から、ワクチン接種を完了した外国人観光客を受け入れる計画です。
ロイター通信が政府スポークスマンの発言として伝えたところによれば、10月から新たに、バンコク、ホアヒン、パタヤ、チェンマイで、新型コロナワクチン接種が完了した外国人観光客を受け入れます。
既に実施されているプーケットやサムイに続いて、対象地域を拡大する形です。
2回のワクチン接種を終えてから、14日以上経過した観光客が対象です。
認められるワクチンは、ファイザー、モデルナ、アストラゼネカ、ジョンソンアンドジョンソン、シノバックで、出発前72時間以内と到着時のPCR検査陰性証明が必要です。
タイ当局の認証を受けたホテルにて検査結果を待ち、陰性の場合は旅行が許可されます。
渡航にあたり、最低10万ドルをカバーする旅行保険の加入が必要です。
バンコクの再開は、観光客に人気のエリアから部分的に行うとされていますが、詳細は未定です。
タイ政府は、全国で年内に観光客100万人の受け入れを目指す考えです。