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海外から日本への入国時の空港検疫の手続の一部を、スマートフォンのアプリで入国前に済ませられる仕組み「ファストトラック」が開始されます。
「ファストトラック」で実施できる手続は、以下のとおりです。

・質問票の記入
・誓約書の記入
・ワクチン接種証明書の有効性の確認（※）
・出国前72時間以内の検査証明書の有効性の確認
・健康居所確認アプリ（MySOS）のインストールとログイン

※ワクチン接種証明書の提示による緩和措置は2月末まで停止中のため、再開後の利用となります。

「ファストトラック」の利用には、MySOSアプリを使い、「検疫手続事前登録」から、必要書類を登録します。
登録した内容はセンターで確認され、確認が完了すると、アプリ画面が緑色に変わります。
日本入国時には、この緑色の画面を係官へ見せるだけで、1) MySOSダウンロードの確認、2) 質問票、誓約書の入力、3) ワクチン接種証明書有無の確認、4) 出国前72時間以内の検査証明書の確認、の4つの手続きが完了します。

MySOSの画面が赤色の場合は、登録内容に不備がありますので、再登録を行います。
事前登録は、到着予定日時の16時間前までに行う必要があります。

「ファストトラック」は、2/7から、関西空港からの入国者に限定して、試験運用が始まります。
今後、成田、羽田、中部、福岡空港にも展開予定となっています。
「ファストトラック」の利用は任意ですので、もちろん、従来の紙での手続きも引き続き、可能です。

この新たな仕組みで、空港検疫に係る煩雑な手続きが軽減され、渡航者にとって便利になることを期待したいと思います。

詳しくはこちらをご確認ください。
厚生労働省：ファストトラック

画像：厚生労働省