米国運輸保安局(TSA)は、4/18、航空機内や公共交通機関内でのマスク着用義務を終了しました。
裁判所が、同義務を無効とする判決を下したためで、これを受けて、早速、主な航空会社や空港などは着用義務を撤廃しました。
アメリカン航空、デルタ航空、ユナイテッド航空、アラスカ航空などは、同日から着用義務を廃止し、乗客と乗務員双方にとって任意のオプションとしました。
米国発着の国際線でも同様ですが、目的国によっては現地の規則が優先されるとしています。
ヒューストン、ダラス、サンフランシスコなどの主要空港や、鉄道会社のアムトラック、そしてシェアライドサービスのウーバーやリフトも、着用を義務から任意に変更しました。
一方で、ニューヨークJFK空港やマイアミ空港、ニューヨーク地下鉄・バスなどは、引き続き、着用を求めています。
米国疾病予防管理センター(CDC)では、引き続き、航空機や交通機関ではマスク着用を推奨しています。
米政権は今回の判決を不服として控訴する意向と伝えられ、今後の状況によっては、決定が変更される可能性もあります。
詳しくはこちらをご覧ください。
TSAのマスク着用義務終了に関する声明
CDCによる航空機や交通機関でのマスク着用推奨