政府は、6月以降の水際対策の見直しを発表しました。
各国・地域を流入リスクにより「赤」「黄」「青」の3つに区分し、これに応じて検疫措置を緩和します。
【「青」区分の国からの入国者】
ワクチン接種の有無を問わず、入国時検査と入国後の自宅等待機が免除されます。
【「黄」区分の国からの入国者】
ワクチン3回目接種済みの方は、入国時検査と入国後の自宅等待機が免除されます。
そうでない方は、入国時検査を受け、最短で3日間の自宅等待機が求められます。
【「赤」区分の国からの入国者】
入国時検査を受け、ワクチン3回目接種済みの方は、最短で3日間の自宅等待機が求められます。
そうでない方は、検疫所が確保する宿泊施設での3日間待機が求められます。
「赤」「黄」「青」の国の区分は、後日発表されます。
正式な情報ではありませんが、NHKが19日に政府試算として伝えたところによると、「青」はアメリカやイギリスなど100か国程度、「黄」はエジプトやベトナムなど90か国余り、「赤」は数か国程度が見込まれています。
一日当たりの入国者数の上限は、2万人に引き上げられます。
入国後の公共交通機関の使用は、これまで通り、入国後24時間以内に、自宅等待機のために自宅等まで移動する場合に限り、自宅等待機期間中であっても認められます。
引き続き、現地出国前72時間以内の検査の陰性証明書の提出は必要になります。
政府によると、今回の緩和により、入国者の8割程度の方は、検査や待機措置が免除される見通しとのことで、空港検疫の混雑緩和も期待されます。
詳しくはこちらをご覧ください。
海外安全ホームページ: 新たな水際対策措置(一部の国・地域からの入国者に対する入国時検査の免除等)