ハワイ初の本格的な旅客鉄道「スカイライン」が、6/30に開通しました。
今回、開通したのは、ホノルル郊外のクアラカイ(イースト・カポレイ)駅から、ハラワ(アロハスタジアム)駅までの約17㎞、9駅の区間です。
各駅にはハワイ語と英語の駅名が付けられ、全ての駅にエレベーターが設置され、バリアフリーとなっています。
列車は完全自動運転で、車内には自転車やサーフボードを持ち込めるラックも設置されています。
高架を走る列車からは、ダイアモンドヘッドなどの景色も楽しめます。
乗車にはバスと共通の「HOLOカード」が必要で、事前にチャージしたカードを、駅改札のカードリーダーでタップして乗車します。
カードは各駅やスーパー、セブンイレブンなどで購入可能で、初期費用は2ドルです。
運賃は1乗車につき大人3ドルで、1日に何度乗車しても上限は1日7.5ドルです。
運行は10分間隔で、運行時間は月~金曜は午前5時から午後7時まで、土日曜と市の祝日は午前8時から午後7時までです。
路線は今後、段階的に延伸される計画で、2025年までに国際空港を含む4駅が、そして2031年までにはダウンタウンのシビックセンターまでの6駅が開業の予定です。
その先のアラモアナセンターへの延伸計画もあり、完成時には国際空港と、観光客に人気のアラモアナセンターが、一本の鉄道で結ばれます。
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Skyline Rail Operations:City & County of Honolulu
画像:eli fessler, CC BY-SA 4.0
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