ラスベガスのストリップに建設中だった巨大な球体アリーナ「MSG Sphere」が、7月4日に初めてライトアップされ、その姿が明らかになりました。
このアリーナは、高さ約112m、幅約157mという世界最大の球体構造を誇ります。外観は、球体の表面を覆うようにスクリーンが取り付けられ、さまざまな映像が投影されるのが特徴です。これにより、劇場が一体となって迫力のある映像演出が可能となります。
約18,000の観客席が設けられ、内部には、世界最大の超高解像度のLEDスクリーンが、天井と壁一面を覆うように広がります。超高性能サウンドシステムが、各席に設置されたスピーカーから音を届け、さらに風や匂いを放出する仕組みも備えます。これまでになかった、完全な没入型の体験を追求した設計となっています。
ショーやコンサート、イベントなどでの活用が想定され、こけら落とし公演として、9月29日からアイルランドのロックバンド「U2」が、2019年以来となるライブを行います。
「MSG Sphere」は、ラスベガスの新たなランドマークになるとともに、エンターテイメントシーンに新たな息吹をもたらすことが期待されています。
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Sphere | Immersive Shows, Concerts & Events in Las Vegas
画像:thespherevegas.com