2022年の大雨で被害を受け、1年以上閉鎖されていた、ペルーのクエラップ遺跡が、修復を終え、8/19から再開されました。
ペルー北部の標高約3000mの山頂に位置するクエラップ遺跡は、前インカ時代に発展した、チャチャポヤス文明の城塞都市跡です。高さ20mにも及ぶ石壁は高い建築技術を示しており、ユネスコ世界遺産の候補リストに登録されています。
ペルー南部にあるマチュピチュ遺跡を彷彿とさせることから、「北のマチュピチュ」とも呼ばれています。
遺跡は大きく2つのゾーンに区分されます。
遺跡周辺の「クエラップ史跡考古学ゾーン」(ZAMK)にはビジターセンター、チャチャポヤスの家のレプリカ、広場などがあり、入場に予約は不要です。
一方、遺跡中心部(LLAQTA)の入場は1日あたり144人の定員制で、事前予約が必要です。旅行会社を通じて手配するか、個人で行く場合は事前にメールでペルー文化庁へ申請します。
詳しくはこちらをご覧ください。
ペルー文化庁: Kuélap
ペルー文化庁: Kuélap abrió oficialmente hoy al Perú y al mundo - Noticias - Ministerio de Cultura - Plataforma del Estado Peruano
PROMPERÚ: クエラップ 難攻不落の城塞都市
画像:By Zadircito - Own work, CC BY-SA 4.0, https://commons.wikimedia.org/w/index.php?curid=95509442