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オリンピックになると一躍脚光を浴びるソフトボールだが、普段はなじみがない方が多いと思う。これが実は奥が深く、熱い！球場にはその生の迫力を見ようと、未来を夢見るキッズのプレーヤーたち、缶ビール片手の紳士たち、芝生でくつろぐファミリーなど、多くのファンが詰め掛けるのだ。

我が栃木県には、日本リーグ1部で活躍する「ホンダ女子ソフトボール部」がある。午前中は仕事、午後は練習、そして週末の試合（全国各地への遠征）とがんばっている彼女たち。第10節（最終節）三重大会（三重県津市）への遠征の様子を伝えたい。

日本リーグの紹介などについては「日本ソフトボール協会」を参照ください。

◆第1日目◆
所在地の栃木県真岡市から、バスでいっきに三重県の津市へ。所要約8時間！バスの中では、試合のビデオを見たり、映画のDVDでリラックスしたり。


◆第2・3日目◆
バスの長旅もあり、現地での練習も入念に行う。幸い天気も良く、最終戦に照準を合わせ試合モードの練習が続く。




◆第4日目◆
朝起きると、ホテルの窓からはきれいな朝日が。この頃になると日が昇る時刻も日に日に遅くなり、朝晩の気温もだいぶ低くなる。選手も体調管理にはさらに気を使う。今日の試合は第3試合で対「レオパレス21」戦。打線好調で4-1と快勝！

◆第5日目◆
昨日とは打って変わっての雨模様。今日の試合は第2試合で対「大鵬薬品」戦。健闘するものの、0-9で連勝ならず。グランドコンディションも悪く、途中からは冷たい雨も激しさを増し、第3試合は明日に延期となる。

◆第6日目◆
三重県津市から、次の試合会場となる静岡県伊豆市へ。通常の遠征では、週末の試合後戻るのだが、今回は以前雨で延期になった試合を行うため、長い遠征となる。津から伊豆までバスで約4時間半の旅。

◆第7日目◆
今回の試合会場は「天城ドーム」。天井が白くボールが見難い上に人工芝と、いつもとは全く違ったコンディション。グランドに慣れるためにも厳しくチェックしながらの練習。


◆第8日目◆
朝起きると、目の前にはきれいな朝焼けの富士山。今年のリーグ最終戦へ向けて気持ちも引き締まる。今日の試合は対「トヨタ自動車」戦。投手戦となり、7回最終回の1点でホンダが1-0の勝利！試合後は、一路バスにて栃木県真岡市を目指す。

今回は特に長い遠征だったが、おおまかな様子が分かっていただけただろうか。これを期に、女子ソフトボールへの関心が高まることを期待したい。

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