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ドイツケーキをご家庭で ! ーりんごケーキー
コンシェルジュ :
中島 美弥子
【2005年11月6日[Sun]】
ドイツケーキをご家庭で ! ーりんごケーキー
輸入やハウス栽培の野菜や果物が旬を問わずスーパーに並ぶ時代、
季節感も混同してしまう今日であるが、自然は、一般の庭先に植えられた
果物の木は、いつも旬の時期を知らせてくれる。
★6月から7月にかけては、チェリーや苺
★9月を過ぎると、プラムやすもも
★10月には、葡萄、そしてりんご
りんごは、日本の青森産や長野産のように立派な蜜の入った甘い品種ではなく
ひとまわり 小粒で酸味があるタイプが多い。
葡萄や苺は、一般家庭ではあまり栽培されないが、
チェリーやプラム、すもも、りんごの木などは、庭先にある家が多く、
一度に実をつけ、大量の収穫となるため、その処理で大忙しとなる。
ご近所に配ったり、ケーキを焼いたり、ジャムにして保存したり、、。
決して無駄にはしない。
ケーキを焼くと聞くと、日本ではとてもめんどうで、まだ特別な事。
私も、昔はお菓子作りが大好きという女の子をいつも羨望の眼差しで見ていた。
しかし、ここドイツでは、手作りケーキは当たり前。
ケーキの種類もとても豊富で、またおいしい。
素材の風味を活かし、見た目にも自然で季節感が感じられる物が多く、
果物系の種類、レシピもだんとつに多い。
お客様や、友人、知人を家に招いた時には、たいていケーキとコーヒーで
おもてなし。
日曜日の午後、家族だんらんのひとときにも欠かせない品。
お誕生日も、誕生日を迎える本人が、ケーキを用意し、友人や会社の同僚に
ふるまう習慣が有る。しかも、男女年齢問わず、よく食べる。
日本のケーキのサイズの2ー3倍ある大きさのケーキを、2ー3種類
ペロッとたいらげるのだ。
私も、そんなわけで仕方なく自分で作らざるを得なくなった。
ところが、実際やってみると簡単で驚いた。
日本のレシピを見ると、卵を室温に、バターを湯せんにかけ溶かす、
小麦粉はふるう、など、めんどうでやる気がうせる事柄が書いてある。
もちろん専門的な見栄えのするケーキをとなると、そこまで細かく注意を
払わなければいけないのかもしれないが、、
ドイツのレシピではいたってシンプル。
家庭用ケーキの基本は、簡単でおいしく!
日本では泡立て器使用を推奨しているが、手がとても疲れるので、こちらでは皆 電動ハンドミキサーを利用。
小麦粉や卵がこんなおいしいケーキに変身する事に感激し、、仕方なく始めたケーキ作りがとても楽しくなっている。
下記は、今旬のりんごを使ったりんごケーキ (Apfelkuchen)のレシピ。
一度もケーキを作った事がない方も、是非お試しあれ!!!
【必要な機器】
●ケーキのフォーム 丸型 24から26cmぐらい
●電動ハンドミキサー (なければ泡立て器で頑張って!)
●計り
●ボール (できたら深めで大きめなもの)
【材料】
1、マーガリン又は無塩バター ......... 150g
2、砂糖 (できればグラニュー糖)........90g
3、卵.................................................3個
4、塩....................... 少々 (小さじの先程度)
5、バニラエッセンス...................... 少々
(卵の匂い消し、ドイツではバニラ砂糖を利用、なければ無くても可)
6、小麦粉 (薄力粉).............................150g
7、べーキングパウダー .....................小さじ2杯ぐらい
8、りんご .........................................3から4個ぐらい
(できたら酸味のあるもの、なければ甘くても可、その場合、砂糖は少なめ)
*小さい型 (18cmとか22cm)しかない場合、上記の 2/3の分量で
【作り方】
1、りんごは8つ切りぐらいにし、芯を取り、皮をむき、表面に薄く切り込み
フライパンにマーガリン又はバターに砂糖をほんの少々入れ
さっと炒めておく
↓
2、 マーガリン (又は無塩バター) →砂糖 (塩、バニラエッセンスも)→卵
の順にボールに入れ、それぞれハンドミキサーで混ぜ合わせる。
(卵を入れた後は、時間は多め、3分ぐらいよく混ぜる)
↓
3、後、小麦粉とペーキングパウダーを入れ軽く混ぜる。
↓
4、丸い型の底と内側にマーガリンを薄く塗り、上記の生地を流し込み、
その上に1番でさっと炒めたりんごを並べる
↓
5、オーブン 180度で 30分ぐらい焼く
↓
6、冷めたら、粉砂糖を茶こしに入れてふるいかけると、見栄えがする
(なくてもOK)
出来上がり!!
これに、小麦粉を混ぜる時に、シナモンの粉を小さじ1?2杯ぐらい入れて
焼いてみると、また一味違ったりんごケーキとなる。
奥様や彼女に作ってもらう男性陣、
大きな声で”おいしい!”おいしい!”と照れずに伝える事がポイント!
その言葉が、これからもっともっとおいしいケーキが出来 上がる、
何よりの秘訣となるのだから。
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ドイツケーキをご家庭で ! ーりんごケーキー
季節感も混同してしまう今日であるが、自然は、一般の庭先に植えられた
果物の木は、いつも旬の時期を知らせてくれる。
★6月から7月にかけては、チェリーや苺
★9月を過ぎると、プラムやすもも
★10月には、葡萄、そしてりんご
りんごは、日本の青森産や長野産のように立派な蜜の入った甘い品種ではなく
ひとまわり 小粒で酸味があるタイプが多い。
葡萄や苺は、一般家庭ではあまり栽培されないが、
チェリーやプラム、すもも、りんごの木などは、庭先にある家が多く、
一度に実をつけ、大量の収穫となるため、その処理で大忙しとなる。
ご近所に配ったり、ケーキを焼いたり、ジャムにして保存したり、、。
決して無駄にはしない。
ケーキを焼くと聞くと、日本ではとてもめんどうで、まだ特別な事。
私も、昔はお菓子作りが大好きという女の子をいつも羨望の眼差しで見ていた。
しかし、ここドイツでは、手作りケーキは当たり前。
ケーキの種類もとても豊富で、またおいしい。
素材の風味を活かし、見た目にも自然で季節感が感じられる物が多く、
果物系の種類、レシピもだんとつに多い。
お客様や、友人、知人を家に招いた時には、たいていケーキとコーヒーで
おもてなし。
日曜日の午後、家族だんらんのひとときにも欠かせない品。
お誕生日も、誕生日を迎える本人が、ケーキを用意し、友人や会社の同僚に
ふるまう習慣が有る。しかも、男女年齢問わず、よく食べる。
日本のケーキのサイズの2ー3倍ある大きさのケーキを、2ー3種類
ペロッとたいらげるのだ。
私も、そんなわけで仕方なく自分で作らざるを得なくなった。
ところが、実際やってみると簡単で驚いた。
日本のレシピを見ると、卵を室温に、バターを湯せんにかけ溶かす、
小麦粉はふるう、など、めんどうでやる気がうせる事柄が書いてある。
もちろん専門的な見栄えのするケーキをとなると、そこまで細かく注意を
払わなければいけないのかもしれないが、、
ドイツのレシピではいたってシンプル。
家庭用ケーキの基本は、簡単でおいしく!
日本では泡立て器使用を推奨しているが、手がとても疲れるので、こちらでは皆 電動ハンドミキサーを利用。
小麦粉や卵がこんなおいしいケーキに変身する事に感激し、、仕方なく始めたケーキ作りがとても楽しくなっている。
下記は、今旬のりんごを使ったりんごケーキ (Apfelkuchen)のレシピ。
一度もケーキを作った事がない方も、是非お試しあれ!!!
【必要な機器】
●ケーキのフォーム 丸型 24から26cmぐらい
●電動ハンドミキサー (なければ泡立て器で頑張って!)
●計り
●ボール (できたら深めで大きめなもの)
【材料】
1、マーガリン又は無塩バター ......... 150g
2、砂糖 (できればグラニュー糖)........90g
3、卵.................................................3個
4、塩....................... 少々 (小さじの先程度)
5、バニラエッセンス...................... 少々
(卵の匂い消し、ドイツではバニラ砂糖を利用、なければ無くても可)
6、小麦粉 (薄力粉).............................150g
7、べーキングパウダー .....................小さじ2杯ぐらい
8、りんご .........................................3から4個ぐらい
(できたら酸味のあるもの、なければ甘くても可、その場合、砂糖は少なめ)
*小さい型 (18cmとか22cm)しかない場合、上記の 2/3の分量で
【作り方】
1、りんごは8つ切りぐらいにし、芯を取り、皮をむき、表面に薄く切り込み
フライパンにマーガリン又はバターに砂糖をほんの少々入れ
さっと炒めておく
↓
2、 マーガリン (又は無塩バター) →砂糖 (塩、バニラエッセンスも)→卵
の順にボールに入れ、それぞれハンドミキサーで混ぜ合わせる。
(卵を入れた後は、時間は多め、3分ぐらいよく混ぜる)
↓
3、後、小麦粉とペーキングパウダーを入れ軽く混ぜる。
↓
4、丸い型の底と内側にマーガリンを薄く塗り、上記の生地を流し込み、
その上に1番でさっと炒めたりんごを並べる
↓
5、オーブン 180度で 30分ぐらい焼く
↓
6、冷めたら、粉砂糖を茶こしに入れてふるいかけると、見栄えがする
(なくてもOK)
出来上がり!!
これに、小麦粉を混ぜる時に、シナモンの粉を小さじ1?2杯ぐらい入れて
焼いてみると、また一味違ったりんごケーキとなる。
奥様や彼女に作ってもらう男性陣、
大きな声で”おいしい!”おいしい!”と照れずに伝える事がポイント!
その言葉が、これからもっともっとおいしいケーキが出来 上がる、
何よりの秘訣となるのだから。