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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 柳川 ともみ
【2008年4月17日[Thu]】

視覚に障害があって、見えなくて旅行が楽しいの?

「視覚に障害のある方と旅行に行く」 と話すと
こういう質問をよく受けます。
  観光 という文字に 「見」 や 「光」 の字があるように
  旅行とは、お日様を浴びて光輝く景色を
  見て楽しむことが多いですものね 

でもそれは見える人間の言い分です。
視覚障害者が
「見えないのだから旅行に行ってもつまらない」のならば、
普段から見えない彼らは
生活や人生そのものも「つまらない」ことになってしまいます

違うんです、楽しみの捕らえ方とか感じ方が。

たとえば海
一度に7色の色が見える海をみて
あなたならば何をしますか。
まず写真を撮って、それから・・・?

見えない方は、
  もちろんそれぞれ個性があって全員同じではないですが、
まず潮のにおいをかぎ、貝殻や砂を拾い、
海に触れ
  それから多くの方がその手を舐め!
写真を撮る(撮ってもらう)人もいたりします

その後、しばらく海風を感じながら
感想を話し合ったりします。
「気持ちいいねぇ」 「静かだねぇ」 「潮の香りがあまりしないね」 
「やっぱり水はしょっぱいね」 などなど。

いかがです、旅を楽しんでいると思いませんか?

ももたん
北海、地中海、ベニスの海、南シナ海、インド洋
オホーツク海、東シナ海 などを一緒に舐めてきました^-^
知ってる?
海って、どこでも同じ濃さじゃないんですよ。

写真はみんなで楽しんだ東シナ海の海です
  よく見ると、盲導犬も3頭いますよ

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Fhoto by Kajikawa


by ももたん
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