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Ha7 ワイキキ・ビーチサイド・レストラン
コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2008年5月3日[Sat]】
Ha7 ワイキキ・ビーチサイド・レストラン
楽園ハワイでの美味しい朝ご飯は、何と言っても高級ホテルでのモーニング・ブッフェに限ります。ザ・ロイアル・ハワイアンやモアナ・サーフライダー・ウェスティン・リゾートのビーチサイド・レストランのオープンテラスは最高です。
ワイキキの海辺にせり出したテラスの上で、上品なピンクのテーブルクロスを囲む、ハネムーンの2人。その隣には楽しそうなファミリー、親しい仲間達。それぞれお喋りをしながらの朝食は、端から見ていても幸せな気分にさせてくれる絵になる風景です。
ダイアモンドヘッドを背景に、朝日を浴びてのサーフィンや、沖行くカタマランが、青い波のうねりの中に見え隠れしています。隣の日本人の若いグループが、今日はどこにドライブに行こうか、などと笑い声がはじけています。
さて、今回のハワイ訪問の目的は、九州ウォーキング協会のトップと、秋口のダイアモンドヘッド・ウォークの打ち合わせと、現地の下見です。自称エコロジストとしは、無駄な贅沢はしたくはないけれども、セレブ的対応をする事に対し、大きな矛盾を感じておりました。
九州ウォーキング協会のトップお二人をアテンドする業務ですので、日系某航空会社の社員としては、会社の面子もあり、それなりの対応をしなければなりません。そこで、私一人では大変なので、助っ人に関連旅行会社のT君を連れて行きました。T君は、団体の添乗経験豊富な若いスポーツマンです。
その日の午前中は、ハナウマベイ、マカプウ岬とシーライフパーク、そして、ダイアモンドヘッド・ウォークの周回道路を視察していただき、午後には、ホノルルのダウンタウン、パールハーバーに行きました。天気も良く、沖合には軍港なので、駆逐艦も係留されていました。
ホノルル市の経済は、日本の観光客で、大いに潤っているのですが、どうもその波が、上手く流れていないようです。忙しいときは忙しく、暇なときは暇すぎて困ると、アロハタワーのお土産屋のおばさんが嘆いておりました。
さて、翌朝は場所を変えての朝ご飯です。今日は、隣のモアナ・サーフラーダー・ウェスティン・リゾートに行きましょう。と、宿泊しているシェラトン・プリンセス・カイウラニから道路を渡り、迷路のような建物の中をかいくぐり、ホテルのシービュー・ダイニングに入っていきました。
[Just moment please] !(^^)!
[We are guests of princess kaiulani] (^_-)
ホテルのカギを見せて、この部屋につけておいて下さい、とカギをチーフウェターに預けてレストランの中に入りました。食事を始めようとする頃に、急に天気が悪くなり、雨が降ってきました。「今日は、中で食べましょうか」
食事内容は、ロイヤル・ハワイアンとさほど遜色はないのですが、やはり部屋の中で食べるのと、気持ちよい風に吹かれてテラスで食べるのとでは雲泥の差があります。その日はレンタカーでオアフ島内を時計回りで1周しました。やはり、遊びでは感じた事のない仕事としての運転の緊張に、疲労感はますばかりです。
そんな、こんなであっという間に、緊張の4日間は過ぎて行き、最後にトップからのリクエストで、ロングリムジンライナーに乗りホノルル国際空港に向かうことになりました。帰国してから、一つ集客を宜しくお願いいたします。などと、お世辞を言いながら、セレブ気分のお裾分けにあずかりました。
お疲れさまでした。お元気で、また本番でお会いしましょう!と福岡空港の国際線ターミナル出口でお別れの挨拶を済ませ、無事に業務は終了しました。後日談ですが、世の中はそう上手いことは続かないもので、帰国した翌日に、旭川への転勤辞令が待っていました。トホホ。 (完)
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ワイキキの海辺にせり出したテラスの上で、上品なピンクのテーブルクロスを囲む、ハネムーンの2人。その隣には楽しそうなファミリー、親しい仲間達。それぞれお喋りをしながらの朝食は、端から見ていても幸せな気分にさせてくれる絵になる風景です。
ダイアモンドヘッドを背景に、朝日を浴びてのサーフィンや、沖行くカタマランが、青い波のうねりの中に見え隠れしています。隣の日本人の若いグループが、今日はどこにドライブに行こうか、などと笑い声がはじけています。
さて、今回のハワイ訪問の目的は、九州ウォーキング協会のトップと、秋口のダイアモンドヘッド・ウォークの打ち合わせと、現地の下見です。自称エコロジストとしは、無駄な贅沢はしたくはないけれども、セレブ的対応をする事に対し、大きな矛盾を感じておりました。
九州ウォーキング協会のトップお二人をアテンドする業務ですので、日系某航空会社の社員としては、会社の面子もあり、それなりの対応をしなければなりません。そこで、私一人では大変なので、助っ人に関連旅行会社のT君を連れて行きました。T君は、団体の添乗経験豊富な若いスポーツマンです。
その日の午前中は、ハナウマベイ、マカプウ岬とシーライフパーク、そして、ダイアモンドヘッド・ウォークの周回道路を視察していただき、午後には、ホノルルのダウンタウン、パールハーバーに行きました。天気も良く、沖合には軍港なので、駆逐艦も係留されていました。
ホノルル市の経済は、日本の観光客で、大いに潤っているのですが、どうもその波が、上手く流れていないようです。忙しいときは忙しく、暇なときは暇すぎて困ると、アロハタワーのお土産屋のおばさんが嘆いておりました。
さて、翌朝は場所を変えての朝ご飯です。今日は、隣のモアナ・サーフラーダー・ウェスティン・リゾートに行きましょう。と、宿泊しているシェラトン・プリンセス・カイウラニから道路を渡り、迷路のような建物の中をかいくぐり、ホテルのシービュー・ダイニングに入っていきました。
[Just moment please] !(^^)!
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ホテルのカギを見せて、この部屋につけておいて下さい、とカギをチーフウェターに預けてレストランの中に入りました。食事を始めようとする頃に、急に天気が悪くなり、雨が降ってきました。「今日は、中で食べましょうか」
食事内容は、ロイヤル・ハワイアンとさほど遜色はないのですが、やはり部屋の中で食べるのと、気持ちよい風に吹かれてテラスで食べるのとでは雲泥の差があります。その日はレンタカーでオアフ島内を時計回りで1周しました。やはり、遊びでは感じた事のない仕事としての運転の緊張に、疲労感はますばかりです。
そんな、こんなであっという間に、緊張の4日間は過ぎて行き、最後にトップからのリクエストで、ロングリムジンライナーに乗りホノルル国際空港に向かうことになりました。帰国してから、一つ集客を宜しくお願いいたします。などと、お世辞を言いながら、セレブ気分のお裾分けにあずかりました。
お疲れさまでした。お元気で、また本番でお会いしましょう!と福岡空港の国際線ターミナル出口でお別れの挨拶を済ませ、無事に業務は終了しました。後日談ですが、世の中はそう上手いことは続かないもので、帰国した翌日に、旭川への転勤辞令が待っていました。トホホ。 (完)
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