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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 渥美 寿美
【2008年8月7日[Thu]】

北海道>知床・ウトロ>いるかホテル




知床の海の魅力に惹かれて
移り住んだダイバーが経営する宿




 「ホテルいるか」はウトロの中心から知床斜里側へ少し離れているので、知床連山を借景としてオロンコ岩などの名所を含めた知床の風景が楽しめます。

 ホテルのオーナーは現役のダイバー。また、映像のプロでもいらっしゃるので、ダイニングルームではオーナー自身が撮影した知床の海の映像を見ることが出来るんですよ。

 年間の潜水回数は数え切れず、それらの映像は私たちが知らず知らずにテレビなどで目にしているものだそう。



 だから、トークも新鮮。

夕食はこちらのダイニングルームで頂くのですが、オーナーの話にいつしか見知らぬ宿泊客同士も打ち解けて和やかムードになるのです。


 

 お食事は、もちろん地元の新鮮な食材で。
気取らず、力みのない味付けにはす~っと体に馴染んでいくような心地良さがあり、連泊や長期滞在者にとっては尚の事、「身体に優しい食事」と言えるでしょう。


 そして、食後はこちらのテラスで一休み。

目の前の海に下りてゆく人あり、タバコをくゆらせる人あり、旅の情報交換をする人あり、と、潮風にあたりながら、星を見上げながら、思い思いの時間が交差してゆきます。



お部屋はいたってシンプルですが、こんな可愛いリトルサプライズも…。





居心地が良くって、ゆったりとしていて…。





「こんな故郷(いなか)があったらいいな」

そう思わせるお宿でした。




「移り住んだ人間だから見えることがある。
だから、移り住んできたことを忘れてはいけない、と、僕は思う。」


 夢とロマンだけでなく、冷静な視点から紡ぎ出される言葉には「説得力」が宿ります。


 穏やかな口調でそう語るオーナーのまなざしは、映像の世界と向き合うプロのそれと同じ輝きをしていました。

       ライブカメラもあります!

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