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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2008年9月8日[Mon]】 海外

Tu11 チュニスの旧市街“メディナの朝市”

チュニスのホテル、エル・ムラディ・アフリカのロビーに、今回の旅行参加者が全員集合したところで、「まずは、旧市街の朝市に行きましょう」と、ガイドのハマディさんが言いました。2列縦隊で、ホテルを出発。朝の通勤者で混み合う幅広い歩道を、かなりの速度で歩き、最初の目的地、旧市街のメディナにむかいました。

ホテルより歩き始めて、10分。チェニスの旧市街の中央卸売市場に着きました。するとアフリカなのに豊富な野菜や、果物、鮮魚や、精肉がところ狭ましと重なるように並んでいます。若い男性の仲買人を中心に、市場の中は活気に溢れていました。

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チュニス中央卸売市場

中央卸売市場の生鮮食料品売り場の1本道路を挟んだ周りには、家具屋さん、タバコ屋、水パイプ屋、お菓子屋、絨毯屋、貴金属店、中近東のバザールにあるありとあらゆる名の付く商店が全てありそうな感じでした。

その後、我々は一路、本日の午前の観光ポイント。チュニスのグランドモスクに徒歩で向かいました。朝が早いためか、グランドモスク内は閑散としており、人はまばらで、ゆっくりと写真を撮ることが出来ました。

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グランドモスク

グランドモスクを見学し、若干時間があるということで、各自メディナめぐりをすることになりました。狭いメディナの路地をウロウロしながら、観光客用のガラス細工の店先で、アメリカ人らしい女の子達を冷やかしていると、怖い顔をした店のオヤジが奥から出てきて、にやっと笑ってウインクをしました。

30分のフリータイムが終わる頃、我々夫婦二人は、歩き疲れて、バザールの中のカフェでお茶をしました。

その後、ガイドのハマディさんの親戚という店に連れて行かれました。陶器中心のお土産屋さんでした。別に買わなくても良いんですよ、といいつつも、買ってくれたら嬉しいような素振りで笑っています。時間がゆっくりと流れる感じです。

その店には屋上があり、それほど広くはありませんが、屋上庭園風になっています。屋上からは、グランドモスクを始め、チュニスの旧市街が360度見渡せます。

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お土産屋さんの屋上

お土産屋さんで、ガラス細工をチップ代わりに買う人も居る中、私は図々しくも無料で用を足し、「サンキュー、バイ」と店を出てきました。

ちょび髭で、太っ腹の店主は、両手を大げさに広げ、「マタキテネ!ガンバレ、ニッポン!」笑顔が何とも可愛らしく、その後ろからもハマディさんに似た顔が何人か重なる様に手を振っていました。(続)

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