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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 川西 知子
【2006年5月5日[Fri]】 海外

ホノアカのドライブインにて by tetsushi

ハワイ島 ホノアカ

ヒロから19号線を北上すると、いつのまにか、西へ向かって進んでいる。
マウナケアの裾野に沿って、大きな半円を描くように走っているからだが、
地図を見てそう思うだけで、実感はない。

腹が減ったので、240号線との分岐点にある町ホノカアのドライブインへ
立ち寄り、私はロコ・モコを注文した。
ロコ・モコは、ヒロに移住してきた日系人が最初に作ったとも言われている。

確かに、どのガイドブックにも書いてあるように、日本人の口に馴染む味だが、
目玉焼きとハンバーグにグレイビーソースをたっぷりとかけたどんぶりは、
コレステロールを最高に高めてくれる代物でもあることを忘れてはならない。
こういう物がいまだに美味しいと思える自分は、まだまだ若いということだ、
と、そういうバロメーターとしての役割を旅の食事は担ってくれるのだ。
(と、そう考えることで、罪悪感を放り投げている自分がいるのだが・・・)

妻と同乗者のHさんは、野菜サンドを注文したが、アメリカでサンドイッチを
注文すると馬鹿でかい一品が出てくることをコロッと忘れていたようだ。
わかっちゃいるけど、こういうことは旅の出だしは忘れているものである。
半分残した挙句に、食後はよほどアゴが疲れたらしく、げんなりとしていた。

同乗者のK氏は、サイミンを食べ、日本のうどんを思い出していた。
サイミンとは、海老のだしを使ったヌードルである。
うどん、と言うよりはあっさりしたラーメンのような味だ。(沖縄そばに近い?)
まぁ、K氏が ”思い出した” のが、うどんなので、味については何でも良い。

ともかく、欧米人はあまりヌードルをメインディッシュにすることは無く、
日本人がラーメン屋に群れることを不思議に思う人も多い。
そういう風調だからか、このハワイのサイミンは見た目も主菜というよりは
副菜のような風体で、味も日本の立ち食いうどんと比べても(別に比べなく
ても良いのだろうけど、あえて比べてみると)いささかパンチに欠けていた。
しかし、副菜に値するスープとして考えると、なかなかいけると思っている。
カップヌードルをスープ代わりに食べるのであれば、これの方が健康的だし。

ハワイ島 サイミン
◆ロコ・モコは「ハワイアンどんぶり」とも言われる?
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