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京都駅ビル by tetsushi
コンシェルジュ : 川西 知子
【2006年9月28日[Thu]】
京都駅ビル by tetsushi
京都駅ビルは私の好きな場所のひとつだ。
平安京の入り口「羅城門」をイメージした烏丸中央口から入ると、
内部は渓谷のような造りになっている。
左右の階段に挟まれた谷底にいるというイメージだ。
これは「谷の建築」と言われるもので、
狭い空間をより広く見せるのに使われる建築技法だそうだ。
実際、京都駅自体が所有する床面積は全体の約5%なのにもかかわらず、
この技法のお陰か、駅ビルのほとんどが京都駅自体に見えてしまうのである。
私は、ほぼ毎日この景色を目にするが、何度見ても飽きることはない。
この大きな渓谷の中では、デパート、劇場、オープンテラスのカフェなど、
脇役のような存在にしか見えないのも面白い。
これらを結ぶ、数ヶ所の回廊も、隠れるように張り巡らされていて面白い。
圧巻は、おなじみ「大階段」であり、渓谷の崖の西側を壮観に形作っている。
大階段横に沿って走るエスカレーターは、ロープウェイやケーブルカーなどと同じ、
一種のアトラクションだと思うと楽しみも膨らむことだろう。
今以ってなお、見たことのない方は、ぜひ “キョウトキャニオン” へおこしやす。
渓谷の東斜面から西側斜面を望む。
※遠くには、天まで続くかと思うほどの大階段の姿が見られる。
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京都駅ビル by tetsushi
平安京の入り口「羅城門」をイメージした烏丸中央口から入ると、
内部は渓谷のような造りになっている。
左右の階段に挟まれた谷底にいるというイメージだ。
これは「谷の建築」と言われるもので、
狭い空間をより広く見せるのに使われる建築技法だそうだ。
実際、京都駅自体が所有する床面積は全体の約5%なのにもかかわらず、
この技法のお陰か、駅ビルのほとんどが京都駅自体に見えてしまうのである。
私は、ほぼ毎日この景色を目にするが、何度見ても飽きることはない。
この大きな渓谷の中では、デパート、劇場、オープンテラスのカフェなど、
脇役のような存在にしか見えないのも面白い。
これらを結ぶ、数ヶ所の回廊も、隠れるように張り巡らされていて面白い。
圧巻は、おなじみ「大階段」であり、渓谷の崖の西側を壮観に形作っている。
大階段横に沿って走るエスカレーターは、ロープウェイやケーブルカーなどと同じ、
一種のアトラクションだと思うと楽しみも膨らむことだろう。
今以ってなお、見たことのない方は、ぜひ “キョウトキャニオン” へおこしやす。
渓谷の東斜面から西側斜面を望む。
※遠くには、天まで続くかと思うほどの大階段の姿が見られる。