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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 柳川 ともみ
【2008年10月31日[Fri]】

奄美大島は●●に守られていた

奄美大島から帰ってきたよぉ
今回は視覚障がい者の人や盲導犬と一緒だったんだ
飲めや歌えや踊れやの旅






奄美は西郷隆盛ゆかりの地でもある
鹿児島県の島
  沖縄県じゃないからね~

名物の鶏飯(けいはん)も美味しかったよ
鹿児島の本土?内地?(お客さんもいろんな言い方をしていた ^-^)でも
食べたことがあるけど、
もともとは奄美の名物で、近くの他の島でも食べないらしい

奄美といえば天然記念物のアマミノクロウサギ
会いたかったけど夜行性だし野生動物だし、
残念ながら会えなかった・・・

でも鳴き声は聞かせてもらったよ、録音だけど
スイスで聞いたマーモットの鳴き声に似てるなぁって思った
  マーモットはモルモットの大きいヤツみたいだし
  アマミノクロウサギもウサギって言うけど
  耳はちっこいし、ねずみのおっきいのみたいな動物
  もしかしたら先祖が一緒かも ^0^

★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★ ☆ ★
半年ぐらい前だったか、
アマミノクロウサギが大量に死んでいるのが見つかった事件があったよね
野犬に襲われたか、それとも心無い人間の仕業か・・・
  はっきりとしたことはわからないらしいんだけど
  どうやら野犬による被害らしい

犬を放したのは人間だから、
結局は人間の仕業かもしれないけど
そういう犬たちがアマミノクロウサギを次々に襲ってしまったら大変だよね

ところがクロウサギ以外にも餌は豊富なのに
野犬はこの島では生息していけないらしい

それはハブがいるから
ハブは猛毒のある蛇で 体の大きな犬もハブの毒にはかなわない
体の中に入った毒はたんぱく質を溶かす性質があって
ハブにかまれると体が解けていってしまう
  かまれた人の話によると
  「たくさんのかみそりの歯で切り刻まれているような痛み」らしく
  毒のせいというより痛みによるショックで亡くなる人が多いそうだ

盲導犬がハブにかまれたら大変だなぁって ひそかに心配してたけど
ハブにも会えなかった^-^

でもアマミノクロウサギたちは大丈夫なのって思わない?

*************** *************** *************** *************** ***************
現地のネーチャーガイドさんからすごい話を聞いた
ハブが出た穴から、
直後にアマミノクロウサギも出て行った様子が確認されているんだって
ガイドさんいわく、この島の生き物は、ハブによって決められているらしい
  つまり、この島で暮らしてはいけないものは
  ハブが生かしておかない!!

アマミノクロウサギはハブに認められ奄美大島で生きている
アマミノクロウサギにとっての天敵の動物が島に入り込んでも
ハブがそれを許さない

ハブは島の管理者であり、神様のような存在
もちろん人間にとってもハブは怖い存在
ハブ退治をしたりもするそうだけど、
もしハブがまったくいなくなってしまったら この島は壊れてしまう

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それ以外にも
原生林やマングローブの森
 きれいな海が成り立つ
  自然のバランスの話を聞いたよ

とっても勉強になったし、
感動で涙が出るほど衝撃的な旅だった


東京では鉢植えの観葉植物のクワズイモが
奄美では文字通り傘代わり


旅はこんなに感動的なんだから
物見遊山や単なる娯楽と思う人は
まだ本当に旅のよさを感じていないのかもね・・・

いやぁ、旅ってほんとにいいですね
  ん、どっかで聞いたことがある台詞 ^0^
by ももたん

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