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Hm3 冬こそ北海道!道東の見どころ ◇ 流氷砕氷船オーロラ1号
コンシェルジュ : 小宮 俊一
【2009年2月12日[Thu]】
Hm3 冬こそ北海道!道東の見どころ ◇ 流氷砕氷船オーロラ1号
冬といえば流氷。その日は網走港から流氷砕氷船オーロラ号に乗り、沖合の流氷を見に行く事になっていた。
薄明かりの漏れる曇り空から太陽が見え隠れしている。網走港からオーロラ1号に乗りこんだ。
オーロラ1号
15:30定刻出発のオーロラ1号が満席になると定刻を待たずに、15:15に岸壁を離れた。心配ご無用。オーロラ2号が後ろに控え、定刻出発のため、岸壁に残っている。
オーロラ2号
海風が気持ち良かったが、船室から外に出るとやはり寒い。陽の光はあるものの、知床連山の銀嶺を見ると、いよいよ本格的な流氷のシーズンになったなと実感する。音もなくオーロラ1号が沖に向けて速度を上げはじめた。
出航!
これから見に行く網走港の沖合は、右に知床連山、左に能取岬が見え隠れし、大海原が広がるオホーツクの青と白の世界である。
かもめ飛ぶ
しばらく進むと、カモメが数羽、船の速度に合わせ上空をついてくる。午後の太陽の光の中で、時間が止まっているように見える。
流氷発見!
20分後、しばらくすると、人の動きが慌ただしくなり、流氷?見えた!15:40過ぎ、青く輝く海原に1本の白い線が浮き沈みしている。ほーっ、綺麗だネー!と思わず声をあげてしまうような、流氷体験の始まり・始まり・・・
流氷ど真ん中
ハス氷風な、流氷の中に砕氷船が突っ込んでいく。さわさわという氷をかき分ける音と共に船が進んでいく。「ただいま、船は流氷の間を進んでおります!」とアナウンスがあり、ますます船内に誰もいない状態になる。観光客は全員、船のデッキに鈴なりになっている。
流氷リターンズ
しばらくすると船がUターンし、観光客はみな、「流氷砕氷船」を体験できた感動と、満足感にひたりながら、ぞろぞろと船内に戻りはじめた。
今年の流氷体験の特徴は、流氷が少なく、薄くはあったが、2月1日から4日まで欠航が続き、観光客の出足が鈍った。
しかしながら、5日から順調に運航し始め、これからが流氷観光の書き入れ時になればいいかなと思う、2月7日の午後であった。(続)
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薄明かりの漏れる曇り空から太陽が見え隠れしている。網走港からオーロラ1号に乗りこんだ。
オーロラ1号
15:30定刻出発のオーロラ1号が満席になると定刻を待たずに、15:15に岸壁を離れた。心配ご無用。オーロラ2号が後ろに控え、定刻出発のため、岸壁に残っている。
オーロラ2号
海風が気持ち良かったが、船室から外に出るとやはり寒い。陽の光はあるものの、知床連山の銀嶺を見ると、いよいよ本格的な流氷のシーズンになったなと実感する。音もなくオーロラ1号が沖に向けて速度を上げはじめた。
出航!
これから見に行く網走港の沖合は、右に知床連山、左に能取岬が見え隠れし、大海原が広がるオホーツクの青と白の世界である。
かもめ飛ぶ
しばらく進むと、カモメが数羽、船の速度に合わせ上空をついてくる。午後の太陽の光の中で、時間が止まっているように見える。
流氷発見!
20分後、しばらくすると、人の動きが慌ただしくなり、流氷?見えた!15:40過ぎ、青く輝く海原に1本の白い線が浮き沈みしている。ほーっ、綺麗だネー!と思わず声をあげてしまうような、流氷体験の始まり・始まり・・・
流氷ど真ん中
ハス氷風な、流氷の中に砕氷船が突っ込んでいく。さわさわという氷をかき分ける音と共に船が進んでいく。「ただいま、船は流氷の間を進んでおります!」とアナウンスがあり、ますます船内に誰もいない状態になる。観光客は全員、船のデッキに鈴なりになっている。
流氷リターンズ
しばらくすると船がUターンし、観光客はみな、「流氷砕氷船」を体験できた感動と、満足感にひたりながら、ぞろぞろと船内に戻りはじめた。
今年の流氷体験の特徴は、流氷が少なく、薄くはあったが、2月1日から4日まで欠航が続き、観光客の出足が鈍った。
しかしながら、5日から順調に運航し始め、これからが流氷観光の書き入れ時になればいいかなと思う、2月7日の午後であった。(続)
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