ブエノスアイレスから国内線で北へ約2時間、サルタ市へやってきました。 ボリビア国境に近いアルゼンチン北部は、 ヨーロッパ文化の影響の強い他の地域とは違い、独特の文化を持ちます。 人種もヨーロッパ系ばかりではなくインディヘナの人々の姿が多く、 流れてくる音楽もタンゴではなくフォルクローレです。 サルタの街自体は2度目ですが、今回は前回あまり味わえなかった、 アンデス山脈の麓に広がる大自然を、 じっくりと堪能するのを楽しみにやってきました。
翌日、街でレンタカーを借り、周辺の渓谷を3日間のドライブで巡ります。 南米で1年超の自転車旅をしていた私ですが、 今年3月に初めての自家用車を持った初心者ドライバー! 田舎の道は日本より簡単だし、どうにかなるだろうと思ったのですが、 いきなりアルゼンチンで運転とは、我ながら大きく出たものです。 しかしサルタ市街を抜けるまでは、冷や汗の連続でした。 慣れない道と左ハンドル。 地元ドライバーの運転はアグレッシブで、 もたつくと後ろからクラクションを鳴らされることも数回。 分岐のロータリーでは行きたい方向の出口が分からず、グルグルと1周半。 それでも何とか目指す道に入り、 街を抜ければ車も減り、気持ちのよい田舎の景色が広がります。
ドライブ1日目はサルタからRuta68を南下、 目指すは有名なワインの産地、カファジャテです。 しばらくすると茶色い山々が現れ、 「ケブラーダ・デ・カファジャテ」(カファジャテ渓谷)に入っていきます。
延々と続く渇いた風景。 風は涼しく乾燥しているのですが日差しが強く、 日が昇るにつれてどんどん暑くなります。
奇岩「ガルガンダ・デル・ディアブロ」(悪魔の喉笛)
こちらはまた別の岩。 中でギターを演奏している人がおり、音が岩に反射するらしく、 まるでコンサートホールのような余韻のある残響を残します。
車のクーラーの効きが悪く、結局窓全開で走りましたが、 日中気温はぐんぐん上がり、ダッシュボードの温度計は36℃を示しました。 まるで温泉につかっているような感じでした。
まとまった緑があるのは水があるところだけ。 生き物は水が無いと生きられないという、当たり前のことを思い出します。
貴重な木陰。
カファジャテの手前にある、エル・カステージョ(城)と呼ばれる奇岩。
熱い中200km走り、午後2時頃にようやくカファジャテの町に到着しました。
南米旅行のご相談はこちらまで
カファジャテ渓谷へドライブ!
ブエノスアイレスから国内線で北へ約2時間、サルタ市へやってきました。
ボリビア国境に近いアルゼンチン北部は、
ヨーロッパ文化の影響の強い他の地域とは違い、独特の文化を持ちます。
人種もヨーロッパ系ばかりではなくインディヘナの人々の姿が多く、
流れてくる音楽もタンゴではなくフォルクローレです。
サルタの街自体は2度目ですが、今回は前回あまり味わえなかった、
アンデス山脈の麓に広がる大自然を、
じっくりと堪能するのを楽しみにやってきました。
翌日、街でレンタカーを借り、周辺の渓谷を3日間のドライブで巡ります。
南米で1年超の自転車旅をしていた私ですが、
今年3月に初めての自家用車を持った初心者ドライバー!
田舎の道は日本より簡単だし、どうにかなるだろうと思ったのですが、
いきなりアルゼンチンで運転とは、我ながら大きく出たものです。
しかしサルタ市街を抜けるまでは、冷や汗の連続でした。
慣れない道と左ハンドル。
地元ドライバーの運転はアグレッシブで、
もたつくと後ろからクラクションを鳴らされることも数回。
分岐のロータリーでは行きたい方向の出口が分からず、グルグルと1周半。
それでも何とか目指す道に入り、
街を抜ければ車も減り、気持ちのよい田舎の景色が広がります。
ドライブ1日目はサルタからRuta68を南下、
目指すは有名なワインの産地、カファジャテです。
しばらくすると茶色い山々が現れ、
「ケブラーダ・デ・カファジャテ」(カファジャテ渓谷)に入っていきます。
延々と続く渇いた風景。
風は涼しく乾燥しているのですが日差しが強く、
日が昇るにつれてどんどん暑くなります。
奇岩「ガルガンダ・デル・ディアブロ」(悪魔の喉笛)
こちらはまた別の岩。
中でギターを演奏している人がおり、音が岩に反射するらしく、
まるでコンサートホールのような余韻のある残響を残します。
車のクーラーの効きが悪く、結局窓全開で走りましたが、
日中気温はぐんぐん上がり、ダッシュボードの温度計は36℃を示しました。
まるで温泉につかっているような感じでした。
まとまった緑があるのは水があるところだけ。
生き物は水が無いと生きられないという、当たり前のことを思い出します。
貴重な木陰。
カファジャテの手前にある、エル・カステージョ(城)と呼ばれる奇岩。
熱い中200km走り、午後2時頃にようやくカファジャテの町に到着しました。
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