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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 柳川 ともみ
【2009年12月27日[Sun]】

チョコレート戦争

この間ももたんが行ったオランダのマーストリヒトは
ユーロのお金が生まれた場所なんだ

1991年、ヨーロッパ共同体の会議の中で
統一通貨ユーロを作ることに決まった
  その会議が行われた場所がマーストリヒトなんだよ

ユーロが実際に現金として使われ始めたのは2002年からだけど
経済的に統一されただけじゃなくて
ヨーロッパに行く人にとって
国ごとにお金を変えなくていけなかった めんどくささ から開放されて
ヨーロッパ旅行が気軽になったよね

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EUに統一される時には
お金のことだけじゃなくて、いろんな決まりごとも統一された
  もともと基準が厳しかった国と緩やかの国とでは
  意見の対立もあったわけで
  その中の一つにチョコレート問題が・・・

ベルギーでは
カカオバター100%の物じゃないとチョコレートって言えなかったけど
よその国では100%じゃなくてもOKな国もあったんだ
  EUで基準を統一するとき「チョコの基準をどうすんべ」ってもめて、もめて
  結局
  「EU基準はカカオ以外の油脂が5%以内のものをチョコレートとする」
  ってことに決着したんだけど
  EUの基準を守ってれば各国独自の基準も作って良いことになったんで
  ベルギーは今でもEU統一前の100%の基準を守っている

だからベルギーチョコは美味しいんだねぇ、納得 ^0^

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マーストリヒトから列車に30分乗るとベルギーのリエージュに行かれる
  せっかくベルギーに来たんだからと
  ももたんはベルギーチョコレートを買ってきたんだ~

いまどき、日本でだってベルギーチョコは買える
もちろん、オランダでだって買える
でもね、せっかく本場に行ったんだしね ^-^

null 箱の中に、自分で選んだ一口チョコを詰めてもらう

箱の大きさごとに詰められる重さが決まっていて
ももたんは一番小さい250グラム用にしたら
5ユーロ(約650円)だったよ
    値段はメーカーによって違う
    もっと高いチョコ屋さんもある


 箱の大きさもいろいろ
 2kg入るようなおっきな箱もあるよ

ベルギーチョコをGETしてホクホク
箱にはちゃんと「カカオバター100%使用」の文字も ^0^
  箱の中身は既に空っぽ
  ぜぇ~ぶ、一人で食べちゃった


オランダに戻って
同じメーカーのチョコ屋さんで値段を見たら
5.75ユーロ(約747円)で、オランダで買う方がちょっと高かった

お金が共通でも、ユーロを使う国の物価はみぃんな同じじゃない
  例えばEU内であっても他国から輸入されているものは高くなるし
  国によって消費税の率も違う

そうは言っても
あっちの国の物価とこっちの国の物価と比べっこしながらお土産を買うなんて
観光で行った時は不可能でしょ
  やっぱりあの時買っておけば良かったな~って後悔しないように
  欲しい物を見つけた時は買っとくのが一番だよ
  お土産だって、一期一会なのだ ^-^ 

ベルギーのチョコはベルギーで買って大正解
えっへん、鼻高々のももたん ^-^ 
  
日本に戻ってから
同じベルギーチョコの日本価格を調べてみた
なんと2,300円!
  え~ それを知ってたら、
  もっと大きい箱で大量に買ってくればよかった
鼻高々のハズだったのに
結局は後悔しているももたんでした・・・
by ももたん
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