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コンシェルジュブログ

コンシェルジュ : 末松 実千代
【2012年12月5日[Wed]】 海外

クラクフの歴史地区

ワルシャワからEICに乗り3時間弱、クラクフの街にやってきました。

11世紀以降、600年にわたりポーランドの首都だった街、日本でいう「京都」のような存在です。

ヴィスワ川のほとりにそびえる 
ヴァヴェル城。川がちょうど
彎曲したあたりに建っているので、
川の流れもゆったりしていて
落ち着く風景です。







城門を入って左側にあるのがヴァヴェル大聖堂。左側後部には金色のドームのジグムント・チャペルがあり、外観のアクセントになっています。




まず1階部分を見学、順路に沿って狭い階段を上がって行くと、ポーランド最大の鐘がつるされているジグムントの塔に着きます。そこからの街並みの眺望は、とてもキレイでした。塔を出て地下に下ると、歴代の王や英雄の棺が納められた墓所もあり、見応えのある大聖堂でした。



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クラクフの旧市街は楕円形。元の城壁があった場所にはぐるっと木立が植えられ 市民の憩いの場になっています。
その外側を走っているのがトラム。写真は、私が 一番よく利用した、中央郵便局前の停留所です。




楕円形のちょうど中心部分にあり、旧市街のどこに歩いていくにも便利でした。




トラムを降り、いよいよ旧市街の城壁部分の内側へ。

中央市場広場の真ん中にありランドマーク的な役割を果たしているのがアダム・ミツキエヴィッチ像です。(国民的詩人らしいです。)






その後ろには優美な織物会館。霧で色合いが分からないのが残念ですが、クリーム色と茶色のツートーンカラーです。もともと布地の取引をしていたので付いた名ですが、今は国立美術館も入るクラクフ観光の中心拠点です。




建物の横の長さは、約100                    メートル。1階の通路はアー                    ケードになっていて、お土産                    物店がぎっしり並んでいまし                    た。








同じく中央市場広場にある聖マリア教会。1222年建造。内部の祭壇は国宝です。


青を基調としたステンドグラスや
壁の色もとても素敵でした。








この教会からは毎定時にラッパが吹かれますが、ラッパの吹き手が敵のモンゴル軍に射殺されるというエピソードもあり、旅愁をそそられます。



夜は、この広場にあるクラクフ最古の教会「聖ヴォイチェフ教会」で行われるロイヤル・チャンバー・オーケストラのコンサートを聴きに行きました。バッハやモーツアルトなどの有名な曲で構成されていました。濃霧の中、ひっそりと教会の中で聴くコンサートも、風情があって良かったです。







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