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続バースデー旅行 2日目
コンシェルジュ : 中川 美佐緒
【2005年7月23日[Sat]】
続バースデー旅行 2日目
何とか、レンタカー会社の事務所まで辿り着き、その後 泊港の北岸ターミナルまで送ってもらう約束になっていた。
なのに、ここで沖縄時間の洗礼が・・・私たちに降りかかった。
予定の船は16時出港。
ちゃんと、その時間を計算して戻っているのに、なかなか送ってもらえない。
たぶん、タクシーでも使っていった方が無難だったはず、でもお金も余分にかかる。
ここは、とにかく急かして送ってもらうしかないのだ。
事務所を出たのは、何と15時45分!
道が混んでいなければ、問題ないけど、渋滞してたらどうなるの~と心の中で呟いていると、送りの人の「間に合うかな~」の一言。
本当に、一時は焦りで無口になってしまった。
それでも、無事に高速船に乗り、阿嘉島へと向かうことが出来たのだった。
泊港からの高速船は所要1時間ほど。
時間によっては阿嘉島への直行便もあるが、私たちの乗った夕方の便は、座間味経由だった。
といっても10分くらいしか変わらない。
朝からずっとグズついていた天気が、阿嘉島の阿嘉大橋が見える頃には、夕焼けの日差しが見られるまでになっていた。
迎えてくれた港の海の色が、今でも、はっきり目に浮かぶ。
ケラマの海は、素晴らしい!
人から、噂で聞くだけだったけど、本当に言葉で表せられない位の海の色の鮮やかさ。
その色と景色に見入ってしまった。
阿嘉島で感動したのは、海の色だけでなく、山の緑や手付かずの自然の浜辺の風景、集落の素朴な雰囲気、そして人と人とのコミュニケーションなどもである。
港から移動し、宿泊先の民宿に到着して、またまた感動してしまった。
阿嘉島は小さな島なので、目の前には、もう大自然の海・山・浜辺が広がっていた!
オンザ・ビーチではなく、浜辺まで数メートルはあったのだけれど、その民宿の2階のテラスから望む景色が最高だったのだ。
夕食まで、少し時間があったので、早速こっちゃんと浜辺を散歩。
映画の中のワンシーンのような気分に浸る。
「また一年、頑張ったねー」と自分で自分を褒める。
そう、こっちゃんのバースデー旅行は、私自身へのプレゼントも兼ねている。
「こっちゃんが大きくなったこと&大きく育てたこと」を祝うというイベントこそが、このバースデー旅行なのである。
なので、毎年毎年、偶然選んだにしては、予想以上に素敵な場所で、思い出に残る経験をさせてもらえていると思う。
何か見えない力に、ありがと~という気持ちだ。
阿嘉島へ到着後、のんびりゆったり過ごして夜は更けていき、そして、それから、ちゃんと「ゆんたく」の時間にも招いてもらった。
民宿では、毎日「ゆんたく」(=おしゃべり会みたいなもの)をやっているとのことだった。
その日に泊まっている人に声をかけて、みんなを誘い出し、泡盛を飲みながら語り合う。
初めて会う人ばかりなのに、簡単に打ち解けて、色々と会話が弾んだりする。
こっちゃんも、負けじと夜おそくまで起きていて、私は困ったけど、周りの人が可愛がってくれて助かった。
これが、こっちゃんの2歳としての最後の夜の出来事だった。
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続バースデー旅行 2日目
なのに、ここで沖縄時間の洗礼が・・・私たちに降りかかった。
予定の船は16時出港。
ちゃんと、その時間を計算して戻っているのに、なかなか送ってもらえない。
たぶん、タクシーでも使っていった方が無難だったはず、でもお金も余分にかかる。
ここは、とにかく急かして送ってもらうしかないのだ。
事務所を出たのは、何と15時45分!
道が混んでいなければ、問題ないけど、渋滞してたらどうなるの~と心の中で呟いていると、送りの人の「間に合うかな~」の一言。
本当に、一時は焦りで無口になってしまった。
それでも、無事に高速船に乗り、阿嘉島へと向かうことが出来たのだった。
泊港からの高速船は所要1時間ほど。
時間によっては阿嘉島への直行便もあるが、私たちの乗った夕方の便は、座間味経由だった。
といっても10分くらいしか変わらない。
朝からずっとグズついていた天気が、阿嘉島の阿嘉大橋が見える頃には、夕焼けの日差しが見られるまでになっていた。
迎えてくれた港の海の色が、今でも、はっきり目に浮かぶ。
ケラマの海は、素晴らしい!
人から、噂で聞くだけだったけど、本当に言葉で表せられない位の海の色の鮮やかさ。
その色と景色に見入ってしまった。
阿嘉島で感動したのは、海の色だけでなく、山の緑や手付かずの自然の浜辺の風景、集落の素朴な雰囲気、そして人と人とのコミュニケーションなどもである。
港から移動し、宿泊先の民宿に到着して、またまた感動してしまった。
阿嘉島は小さな島なので、目の前には、もう大自然の海・山・浜辺が広がっていた!
オンザ・ビーチではなく、浜辺まで数メートルはあったのだけれど、その民宿の2階のテラスから望む景色が最高だったのだ。
夕食まで、少し時間があったので、早速こっちゃんと浜辺を散歩。
映画の中のワンシーンのような気分に浸る。
「また一年、頑張ったねー」と自分で自分を褒める。
そう、こっちゃんのバースデー旅行は、私自身へのプレゼントも兼ねている。
「こっちゃんが大きくなったこと&大きく育てたこと」を祝うというイベントこそが、このバースデー旅行なのである。
なので、毎年毎年、偶然選んだにしては、予想以上に素敵な場所で、思い出に残る経験をさせてもらえていると思う。
何か見えない力に、ありがと~という気持ちだ。
阿嘉島へ到着後、のんびりゆったり過ごして夜は更けていき、そして、それから、ちゃんと「ゆんたく」の時間にも招いてもらった。
民宿では、毎日「ゆんたく」(=おしゃべり会みたいなもの)をやっているとのことだった。
その日に泊まっている人に声をかけて、みんなを誘い出し、泡盛を飲みながら語り合う。
初めて会う人ばかりなのに、簡単に打ち解けて、色々と会話が弾んだりする。
こっちゃんも、負けじと夜おそくまで起きていて、私は困ったけど、周りの人が可愛がってくれて助かった。
これが、こっちゃんの2歳としての最後の夜の出来事だった。