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乾杯! は魔法の言葉
コンシェルジュ :
中島 美弥子
【2005年9月13日[Tue]】
乾杯! は魔法の言葉
心を温めてくれる さりげない素敵な言葉や単語が
どの言語にもたくさん有り、
言葉たちを 口に発することで、
書きとめることで、
人から伝えてもらうことで、
それが心のビタミンとなり明日へつながっていく。元気になれる。
その中でも、
一瞬にして気持を明るくさせてくれる言葉、、【乾杯!】
まもなく、この大好きな魔法の言葉が連呼される日々がやってくる。
そう、、南ドイツのミュンヘンにて開かれる世界最大のビール祭り、
オクトーバーフェストがもう真近。
今年の開催期間は 9/17から10/3まで。
ホテル代金が通常の2?3倍に跳ね上がり、出費も強いられるが、
それでも、集まる人 人 人。
17日間で 訪問客数600万人、昨年の統計では、
610万リットルのビールが消費された。
会場は、42ヘクタールという市内の野外専用広場 (東京ドームの10倍!)
場内へはフリーで自由に入場できる。
ビアホール や屋台の他、移動遊園地も設置されており (各乗物は有料)これがかなり本格的。 絶叫ジェットコースターに大型観覧車、その他かなり激しい乗物も数多く、お化け屋敷も有り、またメリーゴーランドも子供たちの楽しみのひとつだ。
遊戯、乗物代は 2ー8ユーロ前後 (300円から1、000円ぐらい)。ビール祭りとはいえ、子供連れの家族でも賑わい、夜にはライトアップ、お祭りも華やかなひとときを迎える。
(ミュンヘンでの写真が手元に無いため、 同じく9月に大きなビール祭りが
開かれるシュトットガルトでの写真をご紹介。)
ドイツでは夏から秋にかけてこのように各地、お祭りが開催され、
基本的に * 伝統のパレード *飲食屋台*くじや射撃などの遊び屋台、
*移動遊園地などで構成される。
週末だけの小さな町内祭から、2週間つづく大型都市祭りなどさまざまで、
もちろん花火をフィナーレに上げるところも多い。
日本で多くみられる寺社仏閣、宗教的行事としての祭事ではなく、
もともと、陶器市や 家畜の品評会、農産物展示会がお祭りのはじまり。
展示会に子供達が退屈しない様、乗物が設置されたことから、現在も
移動遊園地が必ず併設されている。
ミュンヘンビール祭りも、1810年 に行われたこの地域の王家の結婚式に
由来し、そのお祝いの行事、競馬が行われたことが起源。
その後、毎年競馬が行われていたが、そのうちに農業祭へと趣旨をかえ、
会場に乗物やブランコを設置、大人用にビールを飲むスペースを作った
ことがはじまりで、現ビール祭りにつながっている。
(右の写真はまたしても恐縮だが ”シュトットガルトビール祭り”のでビアホール。)
オクトーバーフェストにもこの大型 体育館のようなビアホールが、
ビール醸造所毎に建設され、その数、14軒。
在ミュンヘンのビール会社しか出店できない。
1万席用意されたホールもあるし、通常1軒につき4、000人から
6、000人を収容できる巨大ビアホールばかりだ。
そこで、17日間 延々と、軽やかな音楽とともに大宴会が繰り広げられる。
世界各国から集まった人々が国境を超え、共に飲み、歌い、腕を組んで踊る。
世界はひとつ、人類は皆兄弟、この言葉がぴったりの光景だ。
そして、【乾杯!】この魔法の言葉がそこでも大活躍。
ドイツ語では、乾杯=プロースト !(Prost)。ご利益が有ますようにという意。
その他、ツムヴォール!(Zum Wohl) 心地よさに感謝という言葉も
よく使われこちらの方がちょっと上品。
ワインやお祝いの席ではこちらがよく使われる。
でも陽気にビールでわいわい、がやがやするには、プローストがぴったりだ!
プロースト、乾杯と叫んでいるだけで、
陽気になれる。明るくなれる。楽しくなれる。
他に言葉はいらない。
各社が3月から仕込んだご自慢のその名もオクトーバーフェストビール。
1Lジョッキにたっぷり注がれたビールは、 マースビール (Mass bier)と呼ばれる。
普通にジョッキを持つと手首を痛めるので、親指以外4本の指を、ジョッキの取っ手にぐいっと入れ、手のひら全体で大ジョッキを包み込むように持つのがこつ。民族衣装に身を包んだ (そしてちょっぴりセクシー)、パワーあふれる
ドイツ人のウエイトレスさんたちは、そんなジョッキを10本ぐらいまとめて
イッキにひょいと手に持ち、各テーブルへ運んでくれる。
これもまたお祭りの名物となっている。
1Lビール代は、 6、80?7、25ユーロ(950円から1、000円)。
冷やして飲む習慣がないので日本のビールのように冷えておらず、
おつまみも食べる習慣がない。
屋外では、ソーセージ、ポテトフライといった定番の食物の他、
チキンの丸焼き、豚足が飛ぶように売れ、このボリュームも消費量には
ただただ驚かされる。
飲めない方には、アルコール無しのビールも準備され、
ワイン派はワインで乾杯。赤も白もある。
コーヒーやケーキももちろんお楽しみ頂ける。
行きたい、飲みたい、うずうずする!
でも、でも
たとえドイツのビール祭りに参加できなくたって、、
お酒が飲めなくたって 世界はひとつ。
乾杯という魔法の言葉があれば、どこにいても楽しめるはず。
乾杯という魔法の言葉があれば、誰といても心が明るくなれるはず。
ようは、楽しければ、心地よければ、どこにいても、何を飲んでも
それでいいのだと思う。
プロースト?♪ さあ皆でとにかくここで乾杯いたしましょう!!
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乾杯! は魔法の言葉
どの言語にもたくさん有り、
言葉たちを 口に発することで、
書きとめることで、
人から伝えてもらうことで、
それが心のビタミンとなり明日へつながっていく。元気になれる。
その中でも、
一瞬にして気持を明るくさせてくれる言葉、、【乾杯!】
まもなく、この大好きな魔法の言葉が連呼される日々がやってくる。
そう、、南ドイツのミュンヘンにて開かれる世界最大のビール祭り、
オクトーバーフェストがもう真近。
今年の開催期間は 9/17から10/3まで。
ホテル代金が通常の2?3倍に跳ね上がり、出費も強いられるが、
それでも、集まる人 人 人。
17日間で 訪問客数600万人、昨年の統計では、
610万リットルのビールが消費された。
会場は、42ヘクタールという市内の野外専用広場 (東京ドームの10倍!)
場内へはフリーで自由に入場できる。
ビアホール や屋台の他、移動遊園地も設置されており (各乗物は有料)これがかなり本格的。 絶叫ジェットコースターに大型観覧車、その他かなり激しい乗物も数多く、お化け屋敷も有り、またメリーゴーランドも子供たちの楽しみのひとつだ。
遊戯、乗物代は 2ー8ユーロ前後 (300円から1、000円ぐらい)。ビール祭りとはいえ、子供連れの家族でも賑わい、夜にはライトアップ、お祭りも華やかなひとときを迎える。
(ミュンヘンでの写真が手元に無いため、 同じく9月に大きなビール祭りが
開かれるシュトットガルトでの写真をご紹介。)
ドイツでは夏から秋にかけてこのように各地、お祭りが開催され、
基本的に * 伝統のパレード *飲食屋台*くじや射撃などの遊び屋台、
*移動遊園地などで構成される。
週末だけの小さな町内祭から、2週間つづく大型都市祭りなどさまざまで、
もちろん花火をフィナーレに上げるところも多い。
日本で多くみられる寺社仏閣、宗教的行事としての祭事ではなく、
もともと、陶器市や 家畜の品評会、農産物展示会がお祭りのはじまり。
展示会に子供達が退屈しない様、乗物が設置されたことから、現在も
移動遊園地が必ず併設されている。
ミュンヘンビール祭りも、1810年 に行われたこの地域の王家の結婚式に
由来し、そのお祝いの行事、競馬が行われたことが起源。
その後、毎年競馬が行われていたが、そのうちに農業祭へと趣旨をかえ、
会場に乗物やブランコを設置、大人用にビールを飲むスペースを作った
ことがはじまりで、現ビール祭りにつながっている。
(右の写真はまたしても恐縮だが ”シュトットガルトビール祭り”のでビアホール。)
オクトーバーフェストにもこの大型 体育館のようなビアホールが、
ビール醸造所毎に建設され、その数、14軒。
在ミュンヘンのビール会社しか出店できない。
1万席用意されたホールもあるし、通常1軒につき4、000人から
6、000人を収容できる巨大ビアホールばかりだ。
そこで、17日間 延々と、軽やかな音楽とともに大宴会が繰り広げられる。
世界各国から集まった人々が国境を超え、共に飲み、歌い、腕を組んで踊る。
世界はひとつ、人類は皆兄弟、この言葉がぴったりの光景だ。
そして、【乾杯!】この魔法の言葉がそこでも大活躍。
ドイツ語では、乾杯=プロースト !(Prost)。ご利益が有ますようにという意。
その他、ツムヴォール!(Zum Wohl) 心地よさに感謝という言葉も
よく使われこちらの方がちょっと上品。
ワインやお祝いの席ではこちらがよく使われる。
でも陽気にビールでわいわい、がやがやするには、プローストがぴったりだ!
プロースト、乾杯と叫んでいるだけで、
陽気になれる。明るくなれる。楽しくなれる。
他に言葉はいらない。
各社が3月から仕込んだご自慢のその名もオクトーバーフェストビール。
1Lジョッキにたっぷり注がれたビールは、 マースビール (Mass bier)と呼ばれる。
普通にジョッキを持つと手首を痛めるので、親指以外4本の指を、ジョッキの取っ手にぐいっと入れ、手のひら全体で大ジョッキを包み込むように持つのがこつ。民族衣装に身を包んだ (そしてちょっぴりセクシー)、パワーあふれる
ドイツ人のウエイトレスさんたちは、そんなジョッキを10本ぐらいまとめて
イッキにひょいと手に持ち、各テーブルへ運んでくれる。
これもまたお祭りの名物となっている。
1Lビール代は、 6、80?7、25ユーロ(950円から1、000円)。
冷やして飲む習慣がないので日本のビールのように冷えておらず、
おつまみも食べる習慣がない。
屋外では、ソーセージ、ポテトフライといった定番の食物の他、
チキンの丸焼き、豚足が飛ぶように売れ、このボリュームも消費量には
ただただ驚かされる。
飲めない方には、アルコール無しのビールも準備され、
ワイン派はワインで乾杯。赤も白もある。
コーヒーやケーキももちろんお楽しみ頂ける。
行きたい、飲みたい、うずうずする!
でも、でも
たとえドイツのビール祭りに参加できなくたって、、
お酒が飲めなくたって 世界はひとつ。
乾杯という魔法の言葉があれば、どこにいても楽しめるはず。
乾杯という魔法の言葉があれば、誰といても心が明るくなれるはず。
ようは、楽しければ、心地よければ、どこにいても、何を飲んでも
それでいいのだと思う。
プロースト?♪ さあ皆でとにかくここで乾杯いたしましょう!!