羽田空港第2ターミナルで、税関・入管手続を効率化する新しいシステムの実証実験が始まりました。
これまでは、税関と入管の手続それぞれに、パスポートや顔写真の登録が必要でしたが、これらを1か所で行える『共同キオスク』を設置し、手続きをスピード化します。
共同キオスクの利用には、事前に入国手続オンラインサービス「Visit Japan Web」で作成したQRコードと、IC旅券が必要です。
(1) 共同キオスク
共同キオスクにQRコードと、IC旅券を読み取らせ、画面の案内に従って手続きを進めると、税関・入管手続で必要な旅券情報・顔写真・申告情報等の提供を、ワンストップで行うことができます。
(2) 帰国手続(入管)
共同キオスクで手続きを完了した日本人旅客は、ウォークスルーで帰国手続を終えることができます。
(3) 税関手続(税関)
共同キオスクで手続きを完了し、さらに、税関検査が不要と判断された場合には、顔認証によりウォークスルーで税関手続を終えることができます。
実証実験は羽田空港第2ターミナル限定で、時間は15時から21時までです。
今後、実験の結果を踏まえながら、順次、利用可能な時間帯や空港・ターミナルは拡大される予定です。
詳しくはこちらをご確認ください。
出入国在留管理庁:税関・入管における「共同キオスク」の概要
MOJchannel : 共同キオスク-入管・税関手続がまとめて一度に!
Visit Japan Web|デジタル庁
画像:www.youtube.com/@MOJchannel