エクアドルのガラパゴス諸島の入島料が、2024年8月1日から改定され、外国人観光客の入島料は、これまでの100USドルから200USドルになります。
(南米南部共同市場、およびアンデス共同体の加盟国の観光客は100USドル)
12歳以下は割引料金が適用され、幼児は無料です。
入島料の改定は1998年以来、初めてとなります。
世界遺産に登録されているガラパゴス諸島では、近年の訪問者数の増加により、環境への負荷の高まりや外来種の持ち込みの脅威などが指摘されています。
今回の改定は、それらに対応するため、長年の議論の末に決まったもので、得られる追加資金は、観光の生態系への影響の軽減策やインフラ改善、コミュニティプログラムなどに活用されます。
エクアドルのニールス・オルセン観光大臣は、「ガラパゴス諸島は国家の宝だけでなく、世界の宝でもあります。この比類なき生態系を将来の世代のために保護し、保存する責任は我々全員のものです」とコメントし、「ガラパゴス諸島の観光が持続可能で、環境と地域社会の双方にとって有益であり続けることを保証するために必要な措置です」と、理解を求めました。
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