地図をよく見ると気づくのですが、アドリア海沿岸のスプリトとドゥブロヴニクの間の海岸線の一部に、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国土が鳥のくちばしの様に飛び出ています。 ネウムという名のその町は、スプリト~ドゥブロヴニク間を陸路移動する際に必ず通るので、パスポートを慌てて取り出した記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。国境といっても、ものものしい警備はなく、海沿いのドライブインがあるので、長距離バスや観光バスの休憩スポットになっています。 さて、そのクロアチアの隣国ボスニア・ヘルツェゴビナ(首都サラエヴォ)は、15世紀から19世紀にかけてオスマン帝国の支配下にあったため、今でもイスラム風の建築物やモスクが多く見られます。中でもモスタルは、ネレトヴァ川にかかる「スタリ・モスト(=古い橋)」が「モスタル旧市街の古い橋の地区」として世界遺産に登録されています。春から夏はドゥブロヴニクからの日帰りツアーもあるので、気軽かつリーズナブルに異文化の雰囲気が感じられる街並みや食事を楽しむことができて、オススメです。
国境を越え、モスクの丸屋根を眺めつつ日帰りモスタル
地図をよく見ると気づくのですが、アドリア海沿岸のスプリトとドゥブロヴニクの間の海岸線の一部に、ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国土が鳥のくちばしの様に飛び出ています。
ネウムという名のその町は、スプリト~ドゥブロヴニク間を陸路移動する際に必ず通るので、パスポートを慌てて取り出した記憶のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。国境といっても、ものものしい警備はなく、海沿いのドライブインがあるので、長距離バスや観光バスの休憩スポットになっています。
さて、そのクロアチアの隣国ボスニア・ヘルツェゴビナ(首都サラエヴォ)は、15世紀から19世紀にかけてオスマン帝国の支配下にあったため、今でもイスラム風の建築物やモスクが多く見られます。中でもモスタルは、ネレトヴァ川にかかる「スタリ・モスト(=古い橋)」が「モスタル旧市街の古い橋の地区」として世界遺産に登録されています。春から夏はドゥブロヴニクからの日帰りツアーもあるので、気軽かつリーズナブルに異文化の雰囲気が感じられる街並みや食事を楽しむことができて、オススメです。
余談ですが、モスタルはドゥブロヴニクを訪れる欧米からの観光客に人気で、筆者は10月初旬にドゥブロヴニク発の日帰りツアーに参加したところ、バスの中で日本、いえ、アジアからの唯一の参加者だったため、往復の車中も、観光中も、いじられまくりでした・・・。