エジプト航空の直行便が復活し、訪れやすくなったエジプト。
憧れの古代遺跡をめぐるナイル川クルーズで、のんびり景色を眺めながら、ゆったり&安全に旅を楽しめるプランが人気です。
歴代ファラオが眠る「王家の谷」と大神殿
かつて「テーベ」と呼ばれて栄えた、いにしえの都ルクソール
古王国時代の首都メンフィスに替わり、紀元前二千年ごろ以降、中王国、新王国、末期王朝時代の一時期まで一千年以上栄えた、ナイル川中流域の都ルクソール。
太陽の沈む西岸エリアは死者の地として、王族の眠る「王家の谷」や「王妃の谷」、エジプト初の女王ハトシェプストの葬祭殿などが点在し、東岸にはルクソール神殿やカルナック神殿といった、神にささげられた大神殿群が残ります。
夜、ライトアップされた神殿はとても幻想的で美しいので、カイロからの日帰りではなくせめて1泊、いえ本当は2泊していただきたいところです。
やはり一度はこの目で見てみたい!
ギザの三大ピラミッド&喧噪と混沌のカイロ
カイロやギザのエリアから北、地中海の河口へ向かうデルタ地帯は、古代、ルクソールなどの「上(かみ)エジプト」に対して、ナイル川の下流という意味の「下(しも)エジプト」と呼ばれました。
ここでも、王の墓であるピラミッドはナイル川の西側にあります。
世界に名だたるギザのピラミッドは、今から約4,500年前の古王国時代に建造されたもの。
角度によっては、ピラミッドの向こうにうっすらとカイロの高層ビル群がそびえているのが眺められ、不思議な感覚になります。
カイロでは必見の考古学博物館はもちろん、「1000のミナレットの街」の名にふさわしい、世界遺産「カイロ歴史地区」のイスラム建築群や、カイロ発祥の地「オールドカイロ」地区など、見どころ・遊びどころ満載です。
安全で快適な「ゆとりの旅」が最大の魅力
ナイル川中流域の遺跡を訪ねる「プレミアム・ナイルクルーズ」
「クルーズ」という言葉に惹かれはするものの「なんとなく敷居が高い」とか「船酔いしたらどうしよう」といった不安をお持ちの方にこそオススメしたいのが、ナイル川クルーズ。
海と違って波に揺られることも無く、本当にゆ~ったりと進むので、両岸の景色をのんびり楽しみながら、移動&観光することができます。
さらに、連泊なので毎日の荷造りや、荷物を運んだりする手間が無いのも魅力。
陸路移動は治安が心配といわれるエジプトですが、クルーズ船ならばその点でも安心です。
夜はベリーダンスのショーや、エジプトの民族衣装「ガラベーヤ」を身につけての船上プチ・パーティーも催され、異国情緒を味わえます。
「ナイル川でクルーズ・デビュー」、いかがですか?