スペインといえば、サグラダファミリア、アルハンブラ宮殿などの建築物、フラメンコ、サッカー……、行きたいところ見たいものが目白押しです。
さらにスペインは、お祭り大国といわれるほど、年間を通して各地でお祭りが行われます。
ここでは、春に行われるお祭りをご紹介いたします。
毎年3月の下旬に行われるバレンシアの火祭りは、イエスキリストの義父である聖ヨセフ(スペイン語でサン・ホセ)にちなんだ祭りで、スペインの三大祭りのひとつといわれています。
街の人々が一年かけて作り上げた巨大な張り子の人形を街頭に飾り、最終日の深夜にすべて焼き払います。
期間中は爆竹ショーや聖母像への献花パレードなど行事が盛り沢山で、世界中の人々が訪れる大変人気のお祭りです!
毎年4月下旬に行われるセビージャの春祭りは、民族衣装を身にまとい、6日間食事や踊りなどを楽しみます。
これもスペイン三大祭りのひとつで、明るく陽気で最も華やかな祭りといわれています。
「カセータ」と呼ばれるお祭り小屋が1,000以上並び、飲食パーティが催されます。
日本から観光で行く場合も、会場をブラブラ歩き、公営のカセータで何か飲んだりするだけでも十分にフェリアの雰囲気を楽しむことができます。
街を歩いてイルミネーションや馬車、カラフルな衣装を着た地元の人を見て楽しむのもいいですね。
毎年5月の上旬に行われるコルドバのパティオ祭りは、三大祭りほど有名ではありませんが、大変おすすめのお祭りです。
花が美しく咲く季節にアンダルシア独特の雰囲気が漂うコルドバの街で、ため息が出るくらい美しく飾られたパティオの鑑賞を満喫していただけます。
いつも美しいコルドバの街ですが、この時期は、本当に写真を何枚撮っても足りないぐらいフォトジェニックです。
ぜひ、この時期にコルドバを訪れていただきたいと思います。