フィンランドの魅力は、白夜の夏やオーロラの冬だけではありません。
今最も注目されている「秋のフィンランド」は、「湖に映るダブル・オーロラ」や「森の紅葉」など、秋ならではの魅力がいっぱい。
絶景と癒やしの秋のフィンランドへ、出かけてみませんか?
ロヴァニエミ
湖に映る「ダブルオーロラ」を観賞できるのは秋だけ!
PHOTO:Visit Finland
オーロラは「冬」というイメージですが、実は8月の末から見ることができます。
8月末から10月末のオーロラの出現率は意外に高く、最近は特に「秋のオーロラ」が注目されています。
雪のない時期にオーロラが湖に映る「ダブル・オーロラ」は絶景で、これを見ることはこの時期だけの贅沢な体験です。
極寒の真冬に比べてまだ暖かく、比較的軽装でオーロラ観賞ができるのも嬉しいところ。
ラップランド地方人気のオーロラ・リゾートの街「ロヴァニエミ」は、オーロラ・バスツアーも出ていますので、おすすめです。
(9/17~11/30までは平日のみ)
ラップランド地方の森
黄・赤・緑のコントラストが美しいフィンランドの紅葉「ruska(ルスカ)」
PHOTO:Visit Finland
「ruska(ルスカ)」と呼ばれるフィンランドの紅葉も、この時期だけ楽しめる森の恵みです。
木々が黄色やオレンジに色づき、足元にはベリーの葉の赤が広がり、森は、黄・赤・青・緑など何層もの鮮やかな色彩で彩られます。
9月中旬から2週間くらいが、ルスカのベストタイミングといわれていますが、10月上旬までは美しい紅葉を堪能できます。
「キノコ狩り」や「ベリー摘み」ができるのも、この時期のお楽しみ。
森は基本的にどこでも自由に歩けて、自由にキノコを収穫したり、ベリーを摘んだりできます。
ポルヴォー
人気急上昇!中世の面影を残す素朴で可愛らしい町
PHOTO:Visit Finland
秋のフィンランドの魅力は、自然だけではありません。
ラップランドの自然を楽しんだ後は、南フィンランドへ移動。
ヘルシンキからバスで1時間、人気急上昇中の「ポルヴォー」へ足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
ポルヴォーは、フィンランドで2番目に古い町。
ポルヴォー川東岸の赤い木造の倉庫群が有名で、ユネスコの世界遺産への登録申請が提案されています。
ポルヴォーの旧市街は、フィンランドの写真家にも人気の絵になるスポット。
夏も人気ですが、紅葉した木々と一緒になると、より一層美しさが増します。
おしゃれなカフェ、さまざまなスタイルのインテリアショップ巡りもおすすめです。