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伊奈　典子 wrote:

M様

長旅お疲れ様でした。早速、お便りとお写真をお送りいただき、ありがとうございます。また、温かいお言葉を頂戴し、こちらこそ感謝の気持ちでいっぱいです。

M様は以前から「中国本場のパンダに会いに行きたい」という夢をお持ちで、今回意を決して、この旅行をご依頼頂きました。

日中関係はコロナ禍前と状況も変わり、以前は相互免除で不要だった査証が必要となり、まずはその査証をお取り頂くところから始まりましたね。

成都はどちらかと言うと三国志の舞台という歴史のイメージが強い街だったのですが、お手配を進めるにつれ、今は最先端の煌びやかな街並み、そしてパンダを前面に押し出した観光を楽しめる街に変貌していることがわかり、私も正直驚きました。

現在、世界に貸し出しされたパンダが徐々に四川に返還されており、上野動物園の香香（シャンシャン）や、韓国から戻ったばかりの福宝（フーパオ）にもお会い頂くことが出来ました。とくにお写真のシャンシャンの表情は「日本からよく会いに来てくれたね」と言っているようでなりません。
生まれ故郷の日本語に耳を傾けると聞きましたが、いかがでしたか？

M様にはご旅行前、決済関係（中国は電子決済が主流　アリペイやウィチャットペイに日本のクレジットカードを紐付け、直接決済が可能）や、携帯関係（eSIMの種類によっては、以前は使えなかったLINEやGoogleも利用可）も、お手続き頂きました。

お手続き頂いても、実際使えないなどのトラブルも多い中、問題なくご利用頂けたようで、それも細かなところまで用意周到に御準備された賜物だと思います。

現地ガイドの冷MSや、運転手の徐MRもよくご案内させて頂けたようで何よりでした。一緒にごはんも召し上がられたのですね。
忘れられない思い出になられたようで良かったです。
現地にも M様が喜んでおられたことをお伝えさせて頂きますね。

最後にわたくしごとで恐縮ですが、この11月をもちまして、眼の持病のため、旅行の仕事を引退させて頂くことになりました。

中国最後のお手配を M様念願のパンダツアーで終えることができ、本当に幸せです。ご案内の行き届かなかった点も多々あったかと思いますが、いつも明るくご返信頂き、M様のやさしさに触れつづけた半年間でした。

今後、日中関係や世界情勢が平穏に戻り、今以上に四川にパンダを見に行かれるお客様が増え、 M様のような感動を多くの方に体験して頂きたいなと陰ながら願っています。

この度はご参加頂き本当にありがとうございました。

そしてこれからも、どうぞお元気で。
また、世界中のパンダに会いにいってくださいね♪

ウェブトラベル　
伊奈　典子

～M様から頂いた追加中国（&パンダ）情報をもとに、以下まとめました～

・eSIMは、今回「Horaｆly（オラフライ）」を利用されました。
VPN付で、Google、LINE.,instagram.、You Tube、全て問題なくサクサク見れたとの事です。

・支払いは現金は一切使わず、決済アプリのwechat pay、Alipayで支払いましたが、１度に２００元を超える金額は支払い不可だったので、１００元ずつ等分けて支払いました。
・・なお、現地支払い用に設定した上記アプリは、日本では使用できないようです

・保護センター内のパンダは、朝に活動、昼食後は昼寝などの生活パターンがあるので、それに沿って見学することをお勧めします。

・暑い時期（成都周辺は９月もまだ暑いです）は、あまり屋外に出さないため、出来れば気候の良い時がおすすめです。
＊今回は雨の日が多く、気温があまり高くなかったため、屋外でもご覧いただきました。

・保護センター内では、売店はあるものの、レストランなどが余りないため、昼食時を挟む場合は事前に軽食やお弁当を買っておく方が良いです。

・各保護センターは広大な敷地にパンダ舎が点在しているため、園内は電動カートや園内バスで移動されることお勧めします。